行政書士で開業した場合、年収400万くらいいけそうでしょうか。人は雇わず1人でのんびり働きたいなと。 自宅で開業し…

Question

行政書士で開業した場合、年収400万くらいいけそうでしょうか。人は雇わず1人でのんびり働きたいなと。

自宅で開業したいと考えてます。

Answer 1

まず気になったのがここです。
＞自宅で開業したいと考えてます。
自分の生活スペースと執務スペース（書類書きをする場所）および応接スペース（依頼者と話す場所）は明確に区切られている必要がありますがそれを実現できますか？
東京都行政書士会ではバーチャルオフィスでの開業など法律的に問題がある登録者が多発したため事務所の要件を厳密に確認する方法に舵を切りまして東京都内で開業するには現在自宅開業は極めて難しいです。
なので東京都内で仕事をしたいと考えている人たちの中でオフィスを借りる余裕がない人たちが千葉・神奈川・埼玉・山梨など都心へのアクセスが容易なところに流れたという事態になりました。そのため結局全国に波及することになるかと思われます。
ちなみにレンタルオフィスの場合、オフィスがいわゆる「ひと坪オフィス」で応接スペースが共用（予約制）というところも沢山ありますがこれもダメと東京都会は言ってます。
そして本題ですが、生活が回るまで3年は覚悟しないといけないでしょう。あなたが開業したらすぐにでも依頼してくれそうな人との約束を既に交わしているということなら話は別ですが。
じゃあ3年はアルバイトかなにかと兼業と考える人も多いのですが、これも失敗者の発想です。行政書士以外での収入がある人はどうしても目の前の食い扶持の方を優先しがちで、気がついたら行政書士のことなんて考えない日々が続いてしまったということにだいたいなります。
ではどうするかと言うと登録前に作るんです。貯金を。3年無収入でも何とか生きていけそうなぐらい。減っていく貯金を見ながら切迫した気持ちで営業をかけないと人間なかなか必死にはなれないものです。
開業前に日本政策金融公庫から創業融資を受けておくというのも事前にお金を作るひとつの方法ですね。
400万円を年間売り上げることができれば、行政書士という業界ではそこそこのものですよ。私はYouTubeに動画を上げて月間数十万の収入を得ていたことがあるんですが、まあYouTuberとしては一定の成功を収めたと言えると思います。行政書士で400万という数字はまあそのレベルの成功だと思って下さい。
そこにたどり着けないまま去って行く人たちがたくさんいるっていうことなんですが、一方で成功者にもそれなりの試練というものがあるものです。
どんな業界でもそうなんですが、これぐらいのレベルで安定して仕事が入ればいいなと思っても仕事の方が自分を放してくれないということがあります。存続し続けるということは成長を続けるということになりがちです。士業で開業ではなく自分で会社を興したというようなケースでも、ある程度の成功を収めて自分はこのレベルでいいと思ってもその成功を維持するためには成長するしかないということです。「仕事を選ぶやつ」という評価が流れても認められるぐらいのスペシャリストになれるかどうか。そもそも受任義務もありますしね。他の行政書士に振るという手もありますが。
まあそんな感じで400万というのは決して容易とは言えない目標です。まず準備を整えて、登録・開業したらクリアしなければいけないのは「行政書士だけで生活が成り立つ」という目標です。そこにたどり着いて改めて次の目標が400万という感じですね。
実は一番怖いのは行政書士だけで生活ができないことより、行政書士では本当にギリギリの生活しかできず、かと言って現在抱えている顧客の仕事を引き受けてくれるような同業者とのつながりもないという状態なんですけどね。転職した方がいい暮らしができるのは間違いないけど、やめるにやめられなくて続けてる間に歳だけは確実に取って行って転職市場ではどんどん不利になっていくという…。
独立開業っていうのはどんな業界でもそういうリスクがあるものです。それでもやってみたいとお考えならどうぞ。

Answer 2

質問者さんの経歴や経験によるのでは。また、固有の強み、
したいことが明確でないと、結構厳しい気が。少なくとも
既存の業務だけで食っていくのは難しいかと・・・

Answer 3

ツテがあり、きちんとお客さんがいるなら可能だと思います。
独立した士業が稼げるかは営業能力に大きく左右されます。

Answer 4

経験ありですか？
顧客いますか？

親戚に行政書士いますが、
会社勤めで転々(潰れて次の会社へと)としてます。

なかなか大変な業界ですよ。