田舎の過疎化による離職によりニートになった23歳です。転職活動をしています。九州民です。

Question

田舎の過疎化による離職によりニートになった23歳です。転職活動をしています。九州民です。東京のIT企業に内定を貰えましたが、試用期間6ヶ月は18万円（固定残業代6時間分8,480円を含む、時間超過分は追加支給）とのことなんですがこれで生活できるのか不安です。というのもこの18万円からまたいろいろ引かれるよなと考えています。

出勤先は品川駅近く

面接官の方も優しく「生活シュミレーションを組んでみてもしこれるならきてほしい。」と言われました。

そこで生活のシュミレーションを練っている状態ですが引っ越し料金や家探しに苦戦しています。

実際に月給18万円で東京で出勤して暮らすというのが可能なのか教えていただきたいです。

ちなみに数日したら返事をしてほしいとのことでした。
所持金は30万です。

Answer 1

内定おめでとうございます。
と、手放しで喜んでいられない状況ですね。

現在の手持ちが30万円、
給与が当分の間18万円、という条件だとすると、
中々厳しい状況と言わざるを得ませんね…。

まず、引越し費用を考えましょう。
荷物は必要最低限だとして、引越し単身パック的なものを利用したとしても、大体4万円前後の出費になります。

次に家です。
給与額面が18万円ということは、
手取り額が大体、14万円前後という感じかと思います。
家賃は手取り額の1/3にしておいた方が無難ですから、42,000円となりますが、キリが良いので45,000円にしましょう。
となると、入居の際に必要なお金として、
・仲介手数料：45,000円
・敷金（1ヵ月だと想定）：45,000円
・礼金（なし物件として）：0円
・日割家賃（月の中旬入居として）22,500円
・翌月分家賃（1か月分）：45,000円
ここまでの合計で157,500円の出費があり、
さらにここに、家財保険の加入費用（1万円くらい？）と、
保証会社を使うことが条件の物件である場合、保証会社へ支払う委託金（初回は家賃の2カ月分と想定すると9万円）で、更に10万円の出費が追加されます。

引越費用：約4万円
入居費用：約26万円

で、現在の貯蓄額30万円は0になります。
想定外の事が発生すれば赤字です。
ということで、東京に引越して来ること自体が、かなりの賭けになります。

※ちなみに、品川まで乗車時間1時間くらいの千葉方面で、駅から遠い物件であれば、上記のような賃料の物件もあります。

仮に、引越し費用の捻出は解決したとしましょう。
次は月々の生活です。

手取額：14万円
家賃：45,000円
残り：95,000円

この9.5万円が、貴方が使える1ヶ月間のお金になります。
ここから、電気代、水道代、ガス代、携帯代、食費、多少の遊行費、
そして万が一病気になった時の治療費などを支払う必要があります。
また、2年後に物件の契約更新があるので、更新料（大家さん分と保証会社分の合計。ざっくり6.5万円とする）を月々貯蓄しておく必要があります。

使える総額：95,000円

電気水道ガス：20,000円（高めに想定）
携帯代：5,000円（高めに想定）
食費：35,000円
更新料の貯蓄：3,000円
治療費の貯蓄：3,000円

残額：29,000円

となりますので、
余裕はないけど暮らしていけない事もない。
ただし、万が一の事が起こった場合、何も出来ない。
ということになります。

引越し先が駅から遠い場合、自転車が必要になるでしょうし、
新しく家電製品を購入することもあるでしょう。
その出費の事を考えると、最初の費用が肝心と言えます。
せめて現在の貯蓄額が50万円あれば、
ここまでギリギリの想定をせずに済みそうです。
月々の生活は、
賃貸物件の家賃と諸々の生活費を抑えれば何とかなります。
（決して余裕は無いですが）

以上、お節介さんでした。