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私は 数日前 76歳の誕生日を迎えた 高齢の電気技術者です。 私は 大学の電気工学科を卒業して 電力会社に入社して 電気関係業務に約20年間従事、電力会社に在職中は電気主任技術者資格を取得するような指導は無く、大学での必要単位の取得、電力会社での業務経験を基に 当時の通商産業省へ｢第1種電気主任技術者資格｣を業務の関連で認定取得すべく 行動しましたが 当時の通商産業省の本省(東京) では 審査を1年間放置され 取得できませんでした。 そこで 高齢となり 出向間近の私は、受験して ｢第2種電気主任技術者資格｣を取得することにし うまくいきました。でもそれには 同僚等から得た知識が効果的でした。私は 主として 水力発電分野に従事していましたが 仲間の送電分野の人から得た知識が非常に効果的でした。 第2種電気主任技術者資格を保有したものの、水力電気分野で約20年間従事したものの、経済産業省による 電気管理技術者の認定は ダメでした。というのは 業務経験は 役職者ではなく担当者として 直接 電気設備を担当する期間が短く、且つ 第2種電気主任技術者資格を取得する前の経験は (1/2)に減じられるのが理由です。そのため私は とある｢保安協会｣で 不足する｢実務経験｣を 経験させてもらって 管理技術者と認定され 約1年間 従事しました。 私は 電気関係に関して 次の資格を保有していますが 全て50歳を過ぎてから取得できたことが自慢です。 1⃣ 技術士 （電気電子部門） 2⃣ 第2種電気主任技術者 3⃣ 1級電気工事施工管理技士 4⃣ エネルギー管理士 5⃣ 第2種電気工事士 6⃣ 認定電気工事士(第2種電気工事士は 自家用電気工作物の 低圧部分の工事を実施できないため その工事を実施できる資格) 話がそれてしまい申し訳ありません！以上のような資格を取得するために 実施した方法を述べたいからです。 ｢お勧めの勉強法｣: ① 電気に関するいろいろな公式を 熟知する必要があります。私は 式の変換等によって得られる公式を削除することにより 覚える公式を必要最小限になるよう工夫しました。 ② 公式は単位系を含めて記憶すること。 [例] 力:F [N] = 質量:m [kg] * 加速度:α [m/s2] 仕事量:W [J] = 仕事率:P [W] * 動作時間:T [s] 変形して 電力量:W' [wh] =電力:P [W] * 動作時間:T' [h] ③ 交流回路における計算には 複素数を利用するので それを習得すること。 [参考] オイラーの公式: exp{j*(ω*t+φ)} =cos(ω*t+φ) +j*sin(ω*t+φ) なお 電気分野では 虚数記号として i:imagine ではなく、電流で使うことが多い i を避けて j を使うことが多い。 ④ 過渡現象の計算には 微分方程式を解く必要があるので、ラプラス変換の習得が望ましい。 前項③で記載した事項も ラプラス変換；逆ラプラス変換を使用することにより 微分方程式を 複素数による四則計算に換算しているのです(演算子法と呼ばれています) ｢参考書｣: 今あるのかどうかわかりませんが ｢電気書院｣の電験受験のためのテキスト ｢問題集｣: ｢電気書院｣や｢オーム社｣が発行している ｢既提出問題を網羅している受験問題集｣を 数多く 体験されることを推奨します。 ｢1週間当たりの勉強法｣: それぞれの人の条件や、到達レベルによって異なるため 回答できません！ ｢その他｣: 私の経験から 自分にとって馴染みが少なく、不得手な分野の習得が有意義なので できれば その分野の関係者との交流を深めたり、その分野の勉強時間を増加することも 配慮すれば良いと思います。 ｢貴方の経験から考えると かなり厳しい状況です。」 甘く考えると おそらく ダメな結果が待っていますので、性根を入れて 厳しい心持で 頑張って下さい。『その気になって 一生懸命やれば 何とかなるものです！』
なるほど：5
電気主任技術者の資格は、ビルメン系では重宝がられます。 もうすぐ定年なら、とっておいたらいいと思います。
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