解決済み
フランス語を専攻している2023年度3年生の女子です。 3年生の後期から大学の全額免除の留学制度を利用してフランス語圏に1年留学をします。当初、フランス語力を活かせるような職業に就きたいと考えていましたが外資系企業、外資系航空会社などではほぼ全ての企業で英語力も同じく必要とされています。 しかし、自分のTOEICの点数では英語力があるとは言い難いです。(外資系を希望していたのに英語に力を入れなかったのは考えが甘かったです) 一年留学すると決めた時は、フランス語力(今はDELF B1)をビジネス会話レベル(C1)上げて行きたいと考えていましたが、たかが1年でそこまで上がるわけないと親に言われてしまいました。 もちろん留学に行くだけでは上がらないのは承知ですし、それなりの覚悟を持って勉強するつもりです。 しかしただでさえ帰国は6月と、周りの就活生より遅れをとるのに、就活に役に立たないければ就活に使うはずだだた時間を費やすのは違うのではないかと感じ始めました。 5月までに言えば半年へ期間が変更できると言われました。 自分は憧れのフランスへの留学と言う点や在学中に留学生と触れ合って自分の語学力の自信がついた経験、そして留学することでしか得られないものがあるのではないかと言う考えからできれば1年留学に行きたいです。 希望する業界もなく、外大生にもかかわらず英語力はあまりないのでは留学する意味はなくなってしまいますか? 自分では考えが甘い点は目を背けがちなので厳しく回答していただきたいです。
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”大学の全額免除の留学制度”ということなので、交換留学、もしくは認定留学の特殊な形での留学を計画されているということですね。 フランス語圏に交換留学などのシステムで留学すると言っても、現地の大学の学部に籍を多くパターン、大学附属もしくは私立の語学学校で学ぶパターンがあると思います。 通常、個人で例えばフランスの大学に入る場合、B2レベルのフランス語が求められます。 交換留学などの場合、大学同士の協定に従う特例でもあるので、B1でも入れてもらえる場合もあります。 留学先が学部でで、今の時点でB1なら、留学を開始するまでにB2か、少なくともB1とB2の間くらいのレベルになるまで、語学力を上げておくと良いと思います。 というのも、日本の大学と協定を持つ、多くの海外の大学は日本語学科があり、交換留学で留学した学生が、日本語の授業を多く選択してしまうこともあるようです(日本の大学を4年で卒業するためには単位を取得することが必要なので理解はします)。 もちろん、日本の大学を4年で卒業することが目的であれば、それでも目的を果たしたことになるとは思いますが、本当に留学の成果を得たい場合には、それでは残念だと思います。 交換留学の場合、複数の学科や学部の授業を選択できる場合もあるようです。 例えば、フランスならヨーロッパ諸国やアフリカとの関係性が日本とは全く違いますから、日本ではあまり取れないような授業を選択することをお勧めします。 もちろん、日本語の授業よりも大変ですが、留学でなければ得難い成果を得ることができますし、大変な分、語学力も同時に上がります。 留学先が語学学校の場合でも、留学開始までにできるだけ語学力をアップしてから留学を開始することをお勧めします。 その場合、現地では週に15~20時間くらいフランス語の勉強をするわけですし、学校の外に出れば24時間常に予習・復習ができる環境ですから、本気で勉強すれば、日本で1年間勉強するよりもはるかに大きな上達が可能なので、B2レベルから始めて1年でC1レベルは無理ではないはずです。 留学先に行くことが目的なのではなく、覚悟が必要なことは理解されているのですから、ぜひDELF/DALFで1ランクアップを目標とすることを目的として努力してください。 本当に高いフランス語力が習得できたら、フランス系やフランス語圏の企業も就職先として視野に入れることもできるのではないですか? そういった企業は、新卒採用を行っていない場合も非常に多いと思います。 個人で就職先を探す覚悟も必要になると思います。 外資系企業のCAにしても、新卒集団採用を行っているところは少ないと理解しています。 確かに、フランスの企業だけに限定しても、フランス語だけで就職ができる職種は非常に限定されていて、英語必須、更にフランス語もできれば…という場合が多いと思います。 留学している間も、英語の勉強もしておいた方が、就職の選択肢は増えるのではないかと思います。 英語は国際語ですから、世界のどこにいても英語を学ぶことは可能です。 カナダのお話が出ましたが、フランスに留学したとしても、フランスはイギリスのすぐ隣で、パリとロンドンの間なら日帰りでの往復も可能です。 大学の休みを利用してイギリスに語学留学するといったことも不可能ではありません(その分お金はかかりますが…)。 留学などで住むと、フランスは、日本で見ているほど、”憧れの国”ではないと思いますよ。 どの国にも、良いところも良くないところもあります。 そして、留学で得られるものは、日本で留学生との交流で得られるほど、容易には得られないという覚悟は必要だと思います。 ただ、覚悟をもって、勇気を維持してしっかり学べば、留学しなければ得られないことはあると思います。 それが何であるかは、100人の留学生がいれば、100種類の異なるものを得ることができるはずですから、ご自分で見つける必要があります。 留学で成果を得られるのであれば、帰国後に敢えて1年留年をして就職先を探すというのも(ご両親のご理解も得る必要があるとは思いますが)悪くないのではないかと思います。 そもそも、交換留学のシステムがない場合は、1年休学して留学するので、必然的に卒業が1年遅れるのですし、 コロナが少しでも落ち着く前は、日本の大学が留学を許可してくれずに、あえて休学して留学していた学生さんも少なからずいたんです。 私は、留学には賛成の立場ですが、成果を得られる留学だからこそ意味があると思っています。 ただ、とにかく旅立つことだけ、フランスに行くだけが目的の留学なのなら、少し長めの旅行をすれば十分だとも思っています。 長々と意見を書かせていただきましたが、計画を立てる際に少しでも参考になれば嬉しく思います。
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20年前なので参考になるかわかりませんが、フランス文学を日本の大学で専攻して卒業後フランスに留学しました。 英語は留学経験ありませんでしたが、大学の時にTOEIC700点台、フランス語は日本で個人レッスン受けて日常会話できるくらいでした。 それでもかなり苦労して、1年目は大学でフランス文学勉強しましたが、結局フランスで仕事をしたいと思うと文学ではなく、ビジネススクールなので、3年目にそこそこのビジネススクールのマスターに入って1年で卒業しました。 これでようやくフランスでは、もし滞在に問題なければ就職できるレベルです。 日本では、プラス英語ができれば、フランス系の外資だったらOKかもしれません。 ただ、留学すると日本の大学にもよりますが、就職は不利になると思います。 どこまで自分が頑張りたいか、何を目指すかによります。
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1学年上の24卒は、もう半数以上が内定もらっています。今年のペースだと6月には8割が決まっていることでしょう。 https://news.mynavi.jp/article/20230407-2647230/ 3年後期から1年留学したら、その年の就活は「赤信号」です。半年の留学なら「黄信号」で、いずれにしても「残り物」に就職することになるでしょう。 それがイヤなら、留学ついでに留年もするしかありません。
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