医師免許を取得した後、心身の状態を悪くして、長期に渡り働けなくなっても、生活は医師免許で完璧に保証されますか？

Question

医師免許を取得した後、心身の状態を悪くして、長期に渡り働けなくなっても、生活は医師免許で完璧に保証されますか？だって、医師免許取るまでも大変だけど、取った後にも体調激悪化する可能性も十分あるじゃん。

補足

医師免許取っても、平民層の金持ちになれるかどうかは、人によるんじゃないか？
いくら勉強が出来ても稼げない医者もいるだろう。

Answer 1

阪大医学部卒の者です。

＞長期に渡り働けなくなっても、生活は医師免許で完璧に保証されますか？

そこが、医師という職業の問題点ですね。

医師の身分は、開業医か勤務医か、勤務医であれば勤務先によって決まります。

開業医（フリーター医師を含む）は、自営業者なので、病気になっても何らの保証もありません。自分が加入していた健康保険からの給付や生活保護のみです。

勤務医であれば勤務先によって決まります。民間病院は基本的に中小企業です。そう何年も面倒は見てくれません。おそらく、一流企業の方が手厚いでしょうね。

国公立病院の場合は、公務員なので手厚い社会保障が受けられます。とある自治体で医師ではないですが、保健所職員がうつ病となり長期間休職している例がありましたが、年に3日間勤務しただけで身分の継続を認めていました。

公務員は、うつ病など長期の治療を必要とする場合、最大3年休職することができます。加えて、共済組合の傷病手当金制度を利用することで、休職中は無給になることはありません。これが延長できるということです。

最近は厳しくなってきているので、ここまでの身分保障がなされているかは分かりませんが、手厚いことは確かでしょう。また、自治体にもよります。

但し、これは正職員の場合なので、研修医などは期間が来れば解雇でしょう。

医師免許の御蔭というのではないですが、健康に自信がない医師は国公立病院に勤務しておくと良いでしょうね。

＞いくら勉強が出来ても稼げない医者もいるだろう。

働かないと無収入になるのは当然ですが、アルバイト料も普通の仕事の10倍ですから、かなり効率的に稼げます。他の職業よりはずっと有利では。

・初期研修400万、後期研修800万。その後の勤務医の平均収入は、国公立病院1350万、民間病院＋500万、部長職＋250万、院長職＋500万くらいです。

・アルバイト料が高く、それだけでも生活ができる。時間給1万、平日当直4万、土日当直1日8～10万が相場です。

・民間病院は、当直にアルバイトを雇用する場合が多く、常勤医が出務した場合は少し安くなりますが、別に報酬が支払われます。また、余暇にアルバイト自由なところが多く、30歳を超えると2000万円プレーヤーがゴロゴロ出てきます。

・アルバイトの方が常勤医より時間給が高い、中小病院の方が大病院より高い、田舎の方が都会より高いなど一般社会と真逆の現象が見られることがあります。医師の世界は、木の葉が沈んで石ころが浮かぶ、大変矛盾に満ちた世界です。

・転職が容易で条件の低下がありません。

・出産育児で休業しても容易に職場復帰できます。

・民間病院に異動すれば定年がなく、好きなだけ働けます。80歳のおばあちゃん先生が働いていました。また、高齢になっても給与があまり変わりません（一般社会では定年後は半減です）。

・病院との交渉次第で、週3日勤務、1時間時短などいろいろな形態での勤務が可能です。週32時間以上一つの職場で働けば常勤扱いを受けることができます（社会保険、年金に加入できます）。アルバイトばかり組み合わせて生活する医師もいます。定期的な勤務が難しければ、スポットの健診を利用するといいでしょう。

・医師免許さえあれば、誰でも高収入が得られるところも良い点です。企業のような激しい出世競争とも無縁です。空くじなしです♪

おきばりやす (o^-')bグッ！

Answer 2

そんな保証はどこにも無い。
開業したものの経営に失敗して閉院、心身ともにボロボロになって自己破産する医師は一定数はいる。

医師免許取っても、平民層の金持ちになれるかどうかは、人によるし、
いくら勉強が出来ても稼げない医者もいる。

まさにその通りですな。

Answer 3

ブランクが出てしまうと、保証されないのがまぎれない事実です。

Answer 4

されません。

人によります。