回答終了
進路について相談させてください。この春で新三年生になる高校生です。私の夢は税理士、または公認会計士になることです。そのため一年生の頃から日商簿記を独学で勉強し始めて、3級を取得し、現在二級の勉強をしています。夏ごろまでに取得予定です。そこで目指す大学についての相談なのですが、現在第一志望にしているのは東京都立大学法学部、併願に明治大学経営学部or商学部なのですが、合格実績の高い大学のほうがよいでしょうか。自分が法学部を選んだ理由として税法を学びたいということがありますが、それ以上に夢をかなえるための努力ができる大学に行きたいという思いもあるので迷っています。また、大学在学中に資格を取るのは困難でしょうか。 つたない文章で分かりづらいかもしれません。とても悩んでいるのでご教授いただけたら幸いです。
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会計士ではなく税理士を目指すのは少し珍しいですね。税理士は5科目合格ルートなら会計士の短答式・論文式の合格と難易度が近いです。にもかかわらず、会計士は無試験で税理士としても登録できます。この事情から会計士を目指すのが一般的だとされています。 税理士は科目合格を1つずつ積み重ねていけるため、合格者の平均年齢は30前後だと言われています。在学中に5科目すべてに合格するのは非現実的です。 https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/11841.html#3 会計大学院(2年制)に進むと税理士試験のうち2科目が免除されます。会計士でも僅かな免除はありますが、税理に比べるとしょぼいです。会計大学院は専門職大学院の一種です。専門職大学院は修士論文を書く必要がないので資格試験に集中できるメリットがあります。明治だと会計大学院の他にMBA課程でも税理士の科目免除が受けられます。 https://www.mext.go.jp/content/20230127-mxt_senmon02-000027264_1.pdf ________ 母校の宣伝をしておきます。 明治には経理研究所という学内予備校があります。どの学部からでも所属でき、簿記3・2級講座と管理会計・財務会計の対面授業(教室通学)をキャンパス内で提供しています。そこからは税理士・会計士のどちらにせよ新宿or水道橋の民間予備校に通うことになります。経理研は入門講座・合宿・イベント・自習室・ロッカー・質問対応と、同じ志を持つ仲間を提供しているわけです。 こちらが合格実績です。 https://shikakutimes.jp/kaikeishi/870 民間予備校の授業形態はほとんどが映像通学です。校舎に行ってブースに座り1人で講義動画を再生します。非常に辛く、孤独です。続くひとは少ないです。この形式でうまくいく学生は、メルカリで予備校の講義DVDを中古購入しても合格できるでしょう。 教室で対面で受ける教室通学を実施しているところもわずかに存在します。新宿や水道橋の校舎が中心です。夜間や土日の決められた授業時間に拘束されるデメリットがあります。動画のように倍速再生や巻き戻しもできません。その代わり、ある程度の強制力があるうえ、対面なので集中しやすいです。意志が弱い人に向いています。 明大は1・2年次が京王線明大前駅、3・4年次が御茶ノ水駅・神保町駅です。御茶ノ水駅の隣駅である水道橋駅に大原簿記学校とTAC株式会社の本社・本校があります。CPAの場合は新宿と水道橋に校舎があります。明大は対面授業の校舎の近さがメリットです。 明治はどの学部も他学部履修制度があります。下記サイト2ページ目に学部別の履修上限が記載されています。 https://summary.fc2.com/summary.php?summary_cd=100735996 会計学研究会というサークルに所属して一緒に勉強する友人をつくるのが一般的です。あとはゆるいスポーツ系のサークルを兼サーする人もいます。 監査法人Big4のうちトーマツは去年まで明大卒がトップでした。EY新日本の現トップも明大卒です。 【商学部】 明治の看板学部です。 租税法A、租税法B、税務会計論A、税務会計論B、簿記学A、簿記学B、会計学総論A、会計学総論B、財務会計論A、財務会計論B、原価計算論A、原価計算論B、意思決定会計論A、意思決定会計論B、業績管理会計論A、業績管理会計論B、監査論A、監査論B、経営分析論A、経営分析論B、税務会計論A、税務会計論B、国際会計論A、国際会計論B、会計情報論A、会計情報論B、企業評価論A、企業評価論B、企業法A、企業法B、コーポレート・ファイナンスA、コーポレート・ファイナンスB、金融取引論A、金融取引論B、実践会計論A、実践会計論Bなどが開講されています。短答式試験の必修と選択科目すべてに対応しています。 山本昌弘(経理研所長)のゼミや、名越洋子ゼミ、千葉修身ゼミ、加藤達彦ゼミなど、会計士志望者の割合が高いゼミが揃っています。1年生に基礎的なゼミがあり、2年生から本格的なゼミ所属となります。税制度については神田良介ゼミがあります。 20単位まで他学部の科目を受けられます。 【経営学部】 CAP高度職業会計人養成トラックがあります。専用クラスの設置や、大学院先取り履修制度があります。明治ではもっとも会計士・税理士を目指しやすい学部です。 税法、法人税法A、法人税法B、税務会計論A、税務会計論B、ビジネス法、法学A、法学B、法律学概論、会社法A、会社法B、簿記論I、簿記論II、中級簿記論、上級簿記論、会計プロセミナーA~C、管理会計総論A、管理会計総論B、現代会計基準論A、現代会計基準論B、環境会計論A、環境会計論B、財務会計総論A、財務会計総論B、NPO会計論、公会計論、会計学特別講義A、会計学特別講義B、会計史A、会計史B、会計情報システム論A、会計情報システム論B、社会会計論、現代コーポレートファイナンス論が開講されています。 大倉ゼミ、大槻ゼミ、小俣ゼミ、千葉ゼミ、長野ゼミ、森田(広)ゼミ、浅野ゼミ、平屋ゼミが会計を扱います。税制度では加藤ゼミがあります。 60単位まで他学部の科目を受けられます。 【法学部】 租税法I、租税法II、会計学I、会計学II、会社法I、会社法II、会社法IIIがあります。 税法を扱う小林ゼミがあります。 弁護士になれば無試験で税理士資格が取れるため、せっかくなら法科大学院・司法試験を目指したほうが良いと思います。 弁護士を目指す場合、法学部の活動である法学会・法律相談部に参加して、サークルは法律問題研究部、入学直後から学内予備校である法制研究所で勉強し、2年次から法曹コースを選択、あわせて伊藤塾などの外部予備校をダブルスクールします。伊藤塾渋谷校はweb授業の撮影地でもあり対面授業が豊富な点が魅力です。法科大学院に行く場合は3年次早期卒業制度や5年一貫教育制度を使ってトータル5年で修士を修了するのが一般的です。明大は司法省法学校の一期生がつくった法律学校が母体なので法曹育成には力を入れています。 60単位まで他学部の科目を受けられます。
なるほど:1
税理士士試験にしろ、公認会計士試験にしろ、資格取得のためには大学の講義は役に立たない。 税理士試験や公認会計士試験に合格するためには、TACや大原と言った 受験予備校で試験のための講座を受ける必要がある。
なるほど:1
資格を取る事を優先させるならば、、逆にFラン大学に行けば、余裕で資格試験の勉強に時間を費やせるかと思います。 自分なら、今日商簿記の勉強をするくらいならば、受験勉強に時間を使って早慶目指すかと思いますね。資格試験は大学に入学してからでもできますが、受験勉強は今しかできませんからね。
なるほど:2
税理士の在学中の合格は殆ど可能性はないです。 どちらも予備校の利用が必須になりますが短期戦/長期戦という合格へのアプローチ戦術がこの二つは大きく異なりますから目標を明確にしておく必要があるかと思います。
なるほど:1
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