私はメイクアップアーティストではありませんが、ヘアメイクやメイク関係の人と仕事をしたり、話すので回答します。 海外ではメイクとヘアの仕事が分業されており、メイクアップとして働く道もあり得ますが、日本ではほとんどの場合ヘアメイクとして、ヘアとメイク両方必要とされる現場になります。ヘアメイクの仕事自体多くないので、メイクを選ぶ選択肢は、少なくとも新人のうちはほぼありません。やれと言われたら美容師の免許を持っていなくても、やらなくてはいけない現場にも当たると思います。(もちろん違法です) 一部、化粧品会社専属のメイクアップアーティストや、劇団でメイクのみ必要とされるところもありますが、そういった仕事は極々僅かで非常に激しい競争に勝つか、もしくは最近だとyoutuberとして自分の顔にメイクを施す方法などありますが、お察しの通り成功する確率は非常に低いです。基本的にはヘアメイクとして成功した一部の人が仕事を選べるようになり、自身のメイクに独自性を出し価値を認められ、メイク主体のメイクアップアーティストに転向できるようになります。 ではヘアメイクの仕事は多いかと言われると、そちらも多いわけではありません。ただ、ブライダル関係やお水系の仕事の人へのヘアセット、ショーや劇団の裏方、雑誌やTV等の撮影など仕事できる場所は多岐にわたるので、仕事の数自体はメイク単体よりは増えます。 基本的に働き方は、美容室や企業でヘアメイクの仕事を請け負っていたり力を入れている所に就職するか、ヘアメイク事務所に所属するか、フリーランスとして個人で請け負うかになります。 美容室の場合は基本の営業は一般的な美容師となるので、ヘアメイクの活動は仕事としては成人式や祝い事の定期的な形と後は趣味程度になる場合が多いです。ブライダル関係の場合は仕事にしやすいですが、ブライダルヘアメイク専門になるでしょう。 ヘアメイク事務所の場合は、基本的に新卒の求人を受け付けていないので、美容室やフリーランスとして働き実績が無いとほぼ採用されません。働けたとしても、アシスタントとしてパート扱いが殆どだと思います。ヘアメイクとして働いている人に弟子入りして無給で働く事も多いですが、生計を立てられなくなるのでお勧めはしません。 メイクにしろヘアメイクにしろ基本的になるのが難しく、100人いて成功するのは1人いたら良い方な仕事です。仕事というよりかは趣味の延長で続けて、才能のある人だけ仕事としてやっと続けられるという感じで、成功するには努力も才能も人脈も運も全て必要です。 そして「安定するまではひとりじゃ食べていくのがやっと」と書いていますが仕事内容によっては『安定』はありません。アーティステックな仕事を続け、やっと人から認められ成功したと思っても、次の年には忘れられ仕事がなくなっている事も良くある話です。アーティストとして10年20年活躍できる人は本当にごく少数です。 基本的にはなれなかった場合を想定して、安定した美容師などと兼業でで働く事をお勧めします。 美容の仕事は、人をキレイにポジティブに変える仕事でやりがいがあるのです。 安易な気持ちでメイクアップアーティストを目指すのは反対ですが、覚悟して望むのであれば応援したいです!悩むと思いますが、頑張ってくださいね!
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