キャリアパスとしての米国留学

Question

キャリアパスとしての米国留学大卒4年目の26歳女です。
諸事情で大卒後は派遣で貿易事務を半年、正社員で国内の営業と海外営業事務や販促業務
二年半ほど経験し現在は無職です。
海外関係の仕事をしてきましたが、英語は話せません。

企業広報を目指して転職活動をしていますが、未経験職種であることで書類審査すらあまり通りません。
最近はPR会社にも目を向け活動していますが、この不況でPR会社や広告代理店は軒並み採用を止めています。

この不況期に妥協して就職にするよりは、語学力の改善と職業訓練の意味で米国大学院留学をする方がいいと考えています。

しかし、気になるの年齢とキャリアロスを含む投資対効果です。

1．今現在有力候補の大学はニューヨーク州立大学オルバニー校です。
ここは、来年の入学に間に合いそうです。（卒業時30歳）
学費的にも独力で何とかなりそうです。

ただし、大学の評価がわかりません。
留学カウンセラーの感じだと、良くも悪くもないという雰囲気でした。
この点で2年間500万円という投資価値があるかわからず不安です。

2．本音はマンハッタンにある大学に行きたいです。
マンハッタン自体は単純な憧れですが、在学中や卒業後のインターンシップのやりやすく（交通の便や選択肢）、
コロンビア大学やニューヨーク大学などの名門私立大学を卒業できれば同じ大学院留学でも就職にも有利に働くのは明白です。

ただし、学費は高額、もし就職に失敗したら返しきれないほどの借金を抱えることになります。
またここを受験するとなると、一年以上を費やして準備することになり、それでも入学できるかどうかわからない、
という点でかなりのリスクを伴います。

留学までの期間は、PR会社でアルバイトできれば、と思ったのですが、どこもバイトの採用すら無く
私の住む地域では絶望的で、関係のないバイトをすることになります。
なので、できるだけ留学までの期間は短い方が良いと思っています。

それと、カウンセラーに実践的な授業を求めるのであれば、院より学部に留学した方が良いと言われました。
しかし別の留学支援会社のパンフには、米国では大学院を出ないと評価されないと書いてありますし、
再度学部を卒業しても大したキャリアパスにならないではないかと思います。

もう分からないことだらけで頭がパンク状態です。
経験のある方、人事担当の方からアドバイスが頂戴できればと存じます。

私の希望は、広報職で30代前半時年収450万以上の会社に就くことです。

Answer 1

こんばんは。 今の経済環境では、希望の職にはなかなか就きにくいですね。

ましてや、キャリアのないところからのPR職だと、かなり難しいと思います。

私はあなたが狙っている業種で採用にも携わる立場にいますので、その視点でのコメントをさせてください。

まず、30歳前半で４５０万円以上の年収であれば、ある程度の規模か外資のPR会社であればまちがいなく超えます。
３０歳、キャリア５年、バイリンガルであれば６００万円も夢ではありません。

また事業会社の広報担当でも、一定クラス以上であればそこそこもらえます。

語学習得のために留学をお考えのようですが、それよりは国内でPRの職を探すことをお勧めします。

理由は、仮にMBAホルダーであっても３０歳以上でPRやマーケティング職経験がなければ、あまり魅力的ではないからです。

仮にPR会社や事業会社の企画、販売促進、マーケティングの職に潜り込めれば、寝る間を惜しんで英語を学習すれば、ある程度は使えるレベルになるはずです。

あとはインターネット系広告会社などでのキャリアは、採用側からすると将来有望かもしれないですね。
今後は、とにかくネットが欠かせない時代になりますから。

以上、長々書きましたが、リスクが大きく、たいして強みにならない留学を選ぶよりは、国内で就職かバイトをし、めちゃめちゃ英語をがんばって習得してください。

まだ若いから、その気になれば何でもできますよ！

Answer 2

はじめまして。
来月企業派遣でアメリカの大学院に留学する者です。

私の拙いキャリアと留学に関する相関と、現在の就職を機軸とした社会情勢について
意見を言わせていただきます。

現在質問者のような、高学歴無職者、就職困難者が著しく増加しているのはご存知のとおりです。
実際、国内の留学のための予備校（留学斡旋ではなく、TOEFLやGMATについて教える学校）には、
有名大学を卒業して、就職できなかった方が大勢いらっしゃいました。

そうした方々が考えるのが、「留学して英語はなせるようになって、伯もつけて帰ってくれば、国内では英語を使った企業で働けるし、場合によっては海外の企業に採用されるのでは？」ということです。

しかし、多くの方が２つの段階で挫折しています。

①無職or企業のサポート無しの留学希望者を、大学側が採りたがらないようになっている。
もちろん一部例外はありあます。
しかし、財政証明などで、ギリギリの計画を出してもおそらく入学が許可されないでしょう。
また、ニューヨーク州立大学オルバニー校に入学可能というご認識ですが、
可能性があるのと、実際に入学許可をもらうのはまったく違うことです。
TOEFLやGREはクリアされていますか？
推薦状をかいてくれる上司とアカデミックポジションの2人は決まっていますか？
もしそういった「通常の留学」手順がいらないクラスの大学なら、
行っても「遊んできた」と思われるだけになってしまいます。

②この不況で、トップスクールに優秀な人材が大挙して押し寄せている。
つまり、卒業しても就職先がありません。
企業としては、少し前までバリバリ働いていた人間を安く雇える最高の買い手市場なのに、
わざわざ職歴も少ない日本人を採用しようとはしません。
そのため、最初から「ヒモ付き」でない日本人アプリｶﾝﾄはチャンスが少なくなっています。

上記のとおり、留学はリスクが大きすぎると思います。

今できることは、ここは少々夢の話は置いておき、「どんな仕事でもいいので就職する」ことだと思います。
それが結局8年後の「企業広報職」に結びつくと考えます。

Answer 3

下のヤフー留学掲示板で「留学を活かした仕事に就きたい」「留学して自分の無能ぶりを受け入れた人」「留学はTOEFL600レベルになってから」のトピを最初から一読下さい。留学の現実が分かります。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=ED&action=topics&board=1834897&type=r&sid=1834897