回答（8件）
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理系を前提とした話でしょうが、平均すると大学院卒の年収が高くなるのは ・大学院に進む時点で優秀な人の比率が高くなる ・大学にくる求人は院生優先なので年収の良い企業に就職しやすい ということが考えられます。 逆を考えると学部卒でも自分の能力が高ければ、待遇の良い企業へ総合職(研究職には配属されにくいと思います)として就職し、そのまま順調に出世した方が年収はもちろん、生涯賃金でも大学院に進むよりも良くなる可能性は十分にあります。 (院卒が多くを占める会社であっても研究部門、研究職の強い事業以外の技術部門において、部課長ポストに学部卒は割りといます) ただ、大半の人はそういう選択をしない・できないため平均で見るとこういう結果なのだと考えます(私は院卒でそういう大半の一人です)。
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お謎大学って謎の大学ですね。 文系の場合はどんな就職をするか次第です。 前期修士だけで民間など一般就職すると学部卒と変わらないようです。 文系では大学教員を目指して進学する人もいると思います。普通大学の専任講師から始めますが、それもどの時期から専任職を得るか、どの地区、どの学校法人の大学専任教員になるかにより生涯年収は大きく異なります。 嘗ては学部卒だけで助手から始める例もあったと聞きます。今では文学賞を得た場合など、ごく少しの特例を除いて、学部卒で大学院専任教員に採用されることはあり得ませんね。30年以上前だと修士だけで専任教員に採用される例が多かったようですが、その後、後期課程修了または学位が取れない場合も最低後期課程単位習得満期退学でないと大学専任教員就任は難しくなってきました。 私立大学だと地域や法人ごとに俸給は違います。地方は安い所が多く、私の経験では国立よりも悪い所もあります。都市の大学では考えられませんね。都市の大学は普通私学の方が国公立より良いと思います。ただし研究費や副業の可能性などは大学ごとに異なります。 専任職が決まるまでは非常勤などで糊口をしのぎますが、最近は非常勤職も公募で選ばれるようになり、難しくなりつつあるようです。中高の講師などを兼ねれば何とかなると思いますが大学授業の1コマ担当の給料は3万から5万くらい。専任並みに6コマ担当しても多く見積もって月収30万、賞与は普通ないから年収は400万もないとおもいます。専任の半分以下、50代以降になると3分の1以下だと思います。 中堅以下の大学院だとこの非常勤だけの時期を10年ほど過ごし、その間に学会などで口頭発表や論文投稿で業績を稼がねばなりません。博士の学位もこの期間に取ると思います。従って専任職就任は30代の終わり、これでは生涯年収は学部だけで大企業に就職するより少ないと思います。生涯非常勤だけで終わる方も少なくないようです。 大学教授となり、よい俸給を得ても、民間の部長クラス程度だともいます。 文系大学専任教員のメリットは時間的拘束の少なさです。しかし最近は文科省の通達が多く、自由になる時間を講義準備その他雑務に費やすことが増え、自らの研究ばかりにかまけていられなくなってきました。 理系は実験などで時間を取られるとか、理論系でも四六時中研究内容のことばかり考えていると聞きますが、文系でも熱心に研究すれば時間がかかります。英文テキストや研究書など、じっくり精読すれば一日に5ページも読めませんから500ページの本ですと100日かかることになります。 湯川秀樹氏の『旅人』でしたか、夢の中でいいアイデアが浮かぶのを予測して枕元にノートと鉛筆を置いていたたとか読んだ記憶があります。私は文系ですが、やはり夢の中で研究のことを考えていたことがあり、真夜中や早朝目覚めると慌てて机に向かったこともありました。英語の寝言を言ったり、夢の中で英語を喋っていたりした覚えもあります。大学院入試準備の頃はドイツ語やフランス語を読んでいる夢を見たこともあります。
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