解決済み
こんばんは。 司法書士先生、弁護士先生、行政書士先生や法律に精通している方のお力をどうか貸していただきたいです。私は去った11月13日に行政書士試験を初めて受験した者です、この試験は300点満点で、選択問題が240点 記述問題が60点という構成で、合計で180点(6割)を越えれば合格というものです。 選択問題に関しては各予備校さんの模範回答などを参考に自己採点する事ができ、148点取れていました。 しかし、記述問題に関してはやはり模範解答を見ていても自身での採点が難しいので以下の3問を採点していただければ大変ありがたいです。 ※記述問題は各20点で、誤字や必要な語句がないといった場合に適宜減点していく方式です。完全正答でなくても部分点が貰えます。また甘めの採点 辛めの採点と分けていただければ助かります。 問題① 開発事業者であるAは建築基準法に基づきB市建築主事から建築確認を受けてマンションの建築工事を行い、工事完成後、Aは当該マンションの建物につき、検査の上、検査済証の交付を受けた。これに対して、当該マンションの隣地に居住するXらは、当該マンションの建築計画は建築基準法令に適合せず、建築確認は違法であり、当該マンションも、そのような建築計画に沿って建てられた物であるから違法であって、当該マンションの建物に火災その他の災害が発生した場合、建物が倒壊、炎上することにより、Xらの身体の安全や家屋に甚大な被害が生じる恐れがあるとして、建築基準法に基づき違反建築物の是正命令を発出するよう、特定行政庁であるB市長に申し入れた。しかしながら、B市長は、当該建築確認および当該マンションの建物に違法な点はないとして、これを拒否することとし、その旨を通知した。 このようなB市長の対応を受け、Xらは、行政事件訴訟法の定める抗告訴訟を提起することにした。この場合において、①誰を被告として②前記の様な被害を受ける恐れがあることにつき、同法の定める訴訟要件として、どのような影響を生じる恐れがあるものと主張し、(同法の条文の表現を踏まえること)、③どのような訴訟を起こすことが適切か。40字程度で記述しなさい。 私の回答 B市を被告とし重大な損害を避ける為緊急の必要があるとして義務付訴訟を提起する。 問題② Aが所有する甲不動産について、Aの配偶者であるBが、Aから何ら代理権を与えられていないにもかかわらず、Aの代理人と称して甲不動産をCに売却する旨の本件売買契約を締結した後、Bが死亡してAが単独で相続するに至った。CがAに対して、売主としと本件売買契約を履行するよう求めた場合に、Aはこれを拒みたいと考えているが、認められるか。民法の規定及び判例に照らし、その許否につき理由を付して40字程度で記述しなさい。 私の回答 Aが本人の地位に基づき追認拒絶することは信義則上何ら問題はないのでAはCの請求を拒める。 問題③ Aは工場を建設するために、Bから、Bが所有する甲土地(更地)を、賃貸借契約締結の日から賃借期間30年と定めて賃借した。ただし、甲土地の賃借権の登記は現在に至るまでされていない。ところが、甲土地がBからAに引き渡される前に、甲土地に何らの権利も有しないCがAおよびBに無断で、甲土地に塀を設置したため、Aは、甲土地に立ち入って工場の建設工事を開始することができなくなった。そこで、AはBに対応を求めたが、Bは何らの対応もしないまま現在に至っている。Aが甲土地に工場の建設工事を開始するために、AはCに対し、どのような請求をすることができるか。民法の規定および判例に照らし40時程度で記述しなさい。 私の回答 賃借権に基づく妨害廃除請求をして甲土地上に設けられた塀を撤去するよう請求できる。 ↑「排除」を「廃除」と誤って書いてしまったので部分減点あります。 私としては①〜③合計で甘く採点して45点辛く採点して30点くらいかなと思っています。尚32点を超えれば合格となる為何としてもここで32点以上は欲しいです。 ※文字数の問題により、模範回答を載せることができませんでした。 スクリーンショットを貼るのでご参考にして頂ければ。 どうしても文字が多く読みにくくなってしまいましたがよろしくお願いします。
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問題①:「B市を被告とし」で4点、「重大な損害を避ける為緊急の必要があるとして」は0点、「義務付訴訟を提起する。」が8点。 問題②:うまくいけば満点の20点もらえるかもしれません。判例通りなら「信義則に反しないから」でしょうけど「信義則上なんら問題ないので」でも意味は同じですよね。そこに何点つけるかは採点者次第になるのでなんとも言えません。 問題③:「賃借権に基づく」と解答した時点でこの問題を理解していないとみなされるのでバッサリ0点。「塀を撤去する」と書けていてもおそらく部分点はもらえないでしょう。 うまくいけばの話ですが、最大で合計32点かと思われます。ただし問題②についてはなんとも言えないので170点台でギリ不合格は覚悟しておいた方がいいかもしれません。合格するにせよ不合格にせよギリギリラインだと思います。
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行政書士試験合格者です。 添削させて頂きます。 問題① 開発事業者であるAは建築基準法に基づきB市建築主事から建築確認を受けてマンションの建築工事を行い、工事完成後、Aは当該マンションの建物につき、検査の上、検査済証の交付を受けた。これに対して、当該マンションの隣地に居住するXらは、当該マンションの建築計画は建築基準法令に適合せず、建築確認は違法であり、当該マンションも、そのような建築計画に沿って建てられた物であるから違法であって、当該マンションの建物に火災その他の災害が発生した場合、建物が倒壊、炎上することにより、Xらの身体の安全や家屋に甚大な被害が生じる恐れがあるとして、建築基準法に基づき違反建築物の是正命令を発出するよう、特定行政庁であるB市長に申し入れた。しかしながら、B市長は、当該建築確認および当該マンションの建物に違法な点はないとして、これを拒否することとし、その旨を通知した。 このようなB市長の対応を受け、Xらは、行政事件訴訟法の定める抗告訴訟を提起することにした。この場合において、①誰を被告として②前記の様な被害を受ける恐れがあることにつき、同法の定める訴訟要件として、どのような影響を生じる恐れがあるものと主張し、(同法の条文の表現を踏まえること)、③どのような訴訟を起こすことが適切か。40字程度で記述しなさい。 私の回答 B市を被告とし(4点・4点)、重大な損害を避ける為緊急の必要があるとして(4点~6点)、義務付訴訟を提起する(2点~4点・8点)。 →義務付けの場合は何を義務付けるか書く必要ががあるのでそこが欠けていない点が大きく気にある。 以上を基準として考えると4+4+2=10から4+6+4=14点の間 問題② Aが所有する甲不動産について、Aの配偶者であるBが、Aから何ら代理権を与えられていないにもかかわらず、Aの代理人と称して甲不動産をCに売却する旨の本件売買契約を締結した後、Bが死亡してAが単独で相続するに至った。CがAに対して、売主としと本件売買契約を履行するよう求めた場合に、Aはこれを拒みたいと考えているが、認められるか。民法の規定及び判例に照らし、その許否につき理由を付して40字程度で記述しなさい。 私の回答 Aが本人の地位に基づき追認拒絶することは信義則上何ら問題はないのでAはCの請求を拒める。 →周りの出来にもよりますが、かなり厳しめに見て16点(信義則に反しないから、と書くべきだけど、信義則上何ら問題がないから、でも、内容は同じなので問題はないでしょう・写経の試験ではないのでね)、普通に見て20点。 16から20の間 問題③ Aは工場を建設するために、Bから、Bが所有する甲土地(更地)を、賃貸借契約締結の日から賃借期間30年と定めて賃借した。ただし、甲土地の賃借権の登記は現在に至るまでされていない。ところが、甲土地がBからAに引き渡される前に、甲土地に何らの権利も有しないCがAおよびBに無断で、甲土地に塀を設置したため、Aは、甲土地に立ち入って工場の建設工事を開始することができなくなった。そこで、AはBに対応を求めたが、Bは何らの対応もしないまま現在に至っている。Aが甲土地に工場の建設工事を開始するために、AはCに対し、どのような請求をすることができるか。民法の規定および判例に照らし40時程度で記述しなさい。 私の回答 →賃借権に基づく(ここが大分おかしいから0点・4点)、妨害廃除請求をして(4点・8点)、甲土地上に設けられた塀を撤去するよう請求できる(8点)。 甘めに見て12点だけど誤字で2点を引くから10点、辛く見ると賃借権と書きだしているので、本質が理解できていないなと判断して0点の可能性もある。 ただし、妨害排除、撤去請求が欠けているから、そこを評価する可能性はある。 ↑「排除」を「廃除」と誤って書いてしまったので部分減点あります。 →その場合は2点減点 僕が考えますに最悪の計算をすると 10+16+0=26 最も甘く考えると 14+20+10=44 というっ結果になります。
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