中学校の先生は部活でいい成績を出すと出世コースに入りやすくなったりするのでしょうか？ どうやったら校長先生に行くことが…

Question

中学校の先生は部活でいい成績を出すと出世コースに入りやすくなったりするのでしょうか？
どうやったら校長先生に行くことができますか？

Answer 1

出世コースに乗るには、いくつかのコースがある。いずれにしても、管理職試験を受けるのが条件なので、部活動の大会の実績は無関係。

その1 研究主任などの、研究ごとから研修を積むコース。研究主任を経て、教育センター・付属学校で学校を離れて研修を積まなければならない。

その2 中体連系。地区や都道府県の中体連の理事長などを歴任するコース。体育の管理職に多いコース。部活動の実績は関係ないが、結果的に実績を残す人は多い。

その3 社会体育指導主事コース。研修を受けて、指導主事となり、結果的に管理職試験を受けることになるコース。

その4 生徒指導系のコース。生徒指導主事や補導教諭などを歴任して、主幹教諭となり、そこから校長を目ざすことになる。

教師になる人は、出世欲がない人が多い。児童／生徒と関わるからこそ魅力があるのに、そこを離れたらおもしろみがなくなる。だから、管理職は部下の中からそのコースに乗る人を物色している。そういう人は、校長に勧められるままに論文を書いたり、センターに研修に行ったりして、点数を稼ぐ。管理職試験を受ける人の集まりに参加して、学習会に参加する。試験を受けて主幹教諭になり、そのあとは教頭・校長と昇進していく。

「上を向く」という言葉は「昇進を目ざす」という意味だが、教師の世界では、あまりよくは思われない。リーダーシップがあればいいが、教諭の時代に働きが悪くて、逆に管理職をめざす人もいる。生徒指導ができない、授業が成立しないなどはすべて生徒指導なのだが、そういう人は、管理職になっても気が利かず、教諭時代の悪評も重なって、白い目で見られることもある。

Answer 2

それはあります。
たとえば、吹奏楽のコンクールとかＮＨＫ全国学校音楽コンクールなど
で都道府県のトップになれば、教育委員会や教育センターの指導主事の
仕事に就き、若くして教頭→校長になる人もいます。

Answer 3

部活と「出世コース」は
何の関係もないです

校長先生になりたいなら
教員になったら
率先して学校の仕事を行い
校長先生の覚えめでたくなり
なるべく早く主幹教諭になることです

そこからは、試験をどんどん受けていくことです
管理職試験は不人気なので
きちんと勉強すれば最短で受かります。