行政書士の試験に挑戦しようと考えています。 全くの初学者ですが、しっかりと勉強すればチャンスはあるでしょうか？

Question

行政書士の試験に挑戦しようと考えています。
全くの初学者ですが、しっかりと勉強すればチャンスはあるでしょうか？一般知識を問う問題もあり心配です。勉強する気はありますが、やはり独学では厳しいでしょうか？

Answer 1

2020年の合格者です。
私は初回受験での合格で、勉強方法は半独学（基本独学、たまにメルカリで資格の学校のものを買って勉強）です。

結論から言うと、独学で合格は可能です。ただし、厳しいです。私の感覚からしたら、一般人レベルが独学で合格できる最高峰の資格ではないかとお伝えしたいです。
質問者様のおっしゃられているようしっかりと勉強すれば、もちろんチャンスはあります。しかし、そのしっかりとが結構大変です。私も勉強時間以上に働きながらと勉強の両立に苦労しました。

脱線しますが、同じ法律系の資格に宅建があり、私も取得してますが、こちらを言葉で表現するなら、一般人が努力したら合格する資格かなと思いました。

一般知識は最近の行政書士試験では割と点数がとりやすくなっているみたいですが、苦手な人にとっては毎度足切り近辺です。
よって、それは計算にいれておくべきでしょう。
なので、法令の5択の部分だけでも、約75%の正解率を獲得しないと、多肢選択、一般知識、記述式を加えても合格点に達しません。

さらに合格率から考えてみて、法律勉強ガチ組（司法試験や司法書士の勉強経験者、そして天才も含める）がいますので、本当の合格率は10人に1人（10%）切るぐらいで、その大半が専門学校の力を借りてますので、独学者での合格となると2〜3%ぐらいではないかと考えています。（流石に専門学校と独学で5%5%はないでしょうから）

しかも、行政書士の勉強は2年、3年とやってるからといって必ず合格に近付く訳ではない気がします。それに実務と関係ない資格ですし、1年で結果出すのが最も良いです。

個人的には最初独学、来年1月までにやれそうか判断して、そこで専門学校や通信も考えてよいと思います。

Answer 2

人によるとしか言えません。
勉強を始めてからご自身で判断したらいいと思います。

Answer 3

独学でも十分問題ないんですが、初学者が陥りやすいのが参考書を極めれば点数が取れるということですね。参考書はそこまで頭に入っていなくても、春ぐらいか過ぎには過去問に手をつけた方がいいです。なぜかというと、試験時間の3時間というのもノタノタやっていたら足りず、記述問題などにも時間を割いてしまう場合も必ずあります。憲法、商法、民法、行政法は5回は10年分の過去問はやった方がよく、春ぐらいからでないと間に合わないかと思います。一般常識は時事ダイジェスト、ニュース検定、Yahooニュース毎日チェックを小まめにした方がいいと思いますが範囲は無限とも思えるぐらいなので個人の力量にするしかはないですかね...民法記述対策はやり過ぎても得はしないので何か一冊やるか、私のblog程度でもちょうどいいとは思いますが。

Answer 4

＞全くの初学者ですが、しっかりと勉強すればチャンスはあるでしょうか？

チャンスはもちろんありますが、おそらくは、思っている何倍かの努力や苦労を強いられるので、、、何回かの挑戦で受かるような、無理のない戦略を立てた方がいいとは思います。

＞一般知識を問う問題もあり心配です。勉強する気はありますが、やはり独学では厳しいでしょうか？

そうですね。
一般知識を主にして、これをあれだけやれたら絶対ってのが通用しない分野もあると思うので、本当に短期で合格を目指すなどの無理なスケジュールだけは組まない方がいいですね。
(ただその一般知識に関して言えば、独学と他と比べて何かが大きく違うとは思えないので、そこはあまり気にしなくていいと思います。)

また試験の全体として見ても、通学や通信を使えば特別に何かが簡単になるワケでは無いとは思います(経験が無いので、確かな事は分かりませんが)。
ただし使えるモノなら何でも使って、挑戦回数も少なく合格できたらいいとは思います(これもおそらくですが、挑戦回数が増えて行くほど、この試験の勉強方法が分からなくなると思いますから)。

決して簡単な試験ではありません。
ただし、ギリギリ努力や苦労が報われるかも？の試験レベルだとは思うので、ぜひ挑戦してみてください。