中小企業診断士試験合格者です。 正しいかどうかは免許を取ればわかりますが、中小企業診断士同士で話したりする中においてどちらも一長一短があるので、私の中では正しいとは言えないです。 まず、1次試験は基礎知識のみでリアルさは全くないです。この時点で経営者から悩みの相談をされたとして、経営者も気付かない課題・問題の発見からその分析(計数として示す)、そして解決改善提案とその効果はできないと思います。 それを、二次試験は限られた時間の中で本文から企業の状況を整理して課題・問題の発見、分析、解決に向けた提案を身に付けることが大まかな出題です。試験では事例1~4に分かれていますが、リアルはこれが1社全部に及びますし課題・問題段階で訪問を何度もできません。そういう意味から事例1~4は中小企業診断士として活動する基礎段階と思います。当然、二次口述試験はクライアント企業に訪問して質問に対して何も見ずに即座に回答するのですから、筆記試験出題4社の内容把握と筆記試験の設問以外の経営者側からの質問を想定して口述解答の準備をします。経験者としてもし、二次筆記試験出題の4社の本文を覚え、実態分析をして想定する質問と回答を1次試験の知識も含めて準備していないと回答できなかったと思います。 (皆、二次筆記試験の再受験は嫌だと思いますし、二次筆記試験合格レベルの方なので、結果的に口述試験で不合格者はほとんど出ないだけです。) その上で、二次試験合格時点では資格は取れません。資格を取るには、一般的に15日間の実務補習を受けます。この補習は3社の会社を通じて経営コンサルタントとしてのリアル活動を行います。ちなみに補習を受けるために、ノートPCの準備とある程度Word、Excelを使いこなせるスキルは必要です。当然ですが、実務実習では課題をこなすために家に持ち帰って作業をします。 この点は、養成課程をこなしてきた方と変わりません。
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