ぱっと思いつくのはこんなところでしょうか。 ・大手企業なのに業務のフットワークが非常に軽いこと ・社内ベンチャーが山ほどあり、新しいものの研究開発が盛んであること ・給料が高いこと 特に1つめは大きいです。 ソニーにとってかつて世界最大の生産量と圧倒的なブランド力を誇っていた「テレビ事業」ですが、今は開発も生産も外注主体です。テレビが薄型になり、どのメーカーも儲かりにくくなって久しいですが、2012年頃からのソニーは構造改革に聖域を設けず、テレビ事業にも大鉈を振るって自社開発、自社生産を大幅縮小することで黒字化を達成しています。 普通はメーカーというのは、自社にとってのアイデンティティとなる事業は聖域と位置づけて、赤字になってもダラダラと既存のビジネスを続けようとするものなのですが(10年前までのソニーもそういう傾向があった)、ソニーはテレビ事業すらあっさりと縮小できるのが強さだと思います。 ソニーは本当に凄い企業です。他のメーカーもソニーを見習うべきですね。
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