京都大学工学部農学部ですが、農学部が偏差値劣っているのは、工学部より就職が劣っているからですか？

Question

京都大学工学部農学部ですが、農学部が偏差値劣っているのは、工学部より就職が劣っているからですか？

Answer 1

河合塾２０２３入試 二次予想偏差値

京大工学部 62．5ー67．5 (情報工学のみ)
農学部 62．5ー65．0
近年は、偏差値にほとんど差はありませんね。実際、現役合格生の成績を見ても、学部間で差はないです。

農学部の偏差値が工学部より低いという思い込みは、かなり年配者のものです。高度経済成長期は、日本は工業立国一辺倒でしたので。
当時、京大工では、原子核工学科の偏差値がトップでした(理学部より上といわれていた。その頃の理学部は今より偏差値高く東大とほぼ同等だった)。

京大レベルでは、農学部であっても、就職には全然困りません。大手新聞社、大手銀行、大手商社、大手食品メーカー、大手化学・農薬メーカー、国家・地方公務員、そして就農まで、いろいろあり。むろん、研究者も多い。

Answer 2

確かに就職の選択肢も影響していると思います。
工学部院の研究室推薦の就職先はバラエティー豊かで魅力的です。

Answer 3

工学部よりも人気がないから、偏差値が低めでも受かるわけです。人気がない理由の1つに、就職もあるでしょう。