解決済み
現在、弁理士試験の勉強のため会社を退職し勉強中です。ただ英語力を身につけたいと言う気持ちもあり、一時海外に2.3ヶ月行こうと思っています。こういったやり方はおかしいのでしょうか?以前、特許事務所とは全く関係のないような仕事についていましたが、弁理士(バイオor化学系)になりたいと思い、退社し、現在予備校生のみをしています。年齢は26歳で性別は女です 大学は修士などは出ておらず、学士のみです。 ただ、将来再就職するに当たってバイオ系・化学系の特許事務所は英語力が必要とされる事務所が多いような感じがしまして、英語力が必要と思い、2.3ヶ月のみですが一時英語圏に留学しようと考えています。 周りは弁理士試験に受かってから考えればいいと言うのですが、自分は貯金のことも考えて、今のうちに留学して帰ってきてから特許技術者の再就職を探しつつ勉強をと考えています。仕事を辞めている今がチャンスかなという気持ちもありますし、女ということもあり、こういった力がないと再就職も難しいのではないかといった不安もあるというのが理由の一つでもあります。 ただ、自分の中にもどっちつかずになったらどうしようという不安はあります。 こういった考えは中途半端であまりいいものではないのでしょうか?まわりに弁理士を目ざしている友人もいないので答えが見つかりません。 漠然とした悩みですみません。是非よろしくお願いします。
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英語力はあったほうがいろいろと幅の広がる職業だと思います。特に「化」の分野は外国への出願割合も多いと思うし。 でも留学は・・・ つまりある程度実力のある弁理士さんが国内出願のみならず、外国出願の腕を上げるために、例えば欧米の特許制度の勉強(欧米での出願に対応するための勉強)をするために、現地代理人のところへ「修行」に行くようなことはよくありますし、それはとても仕事に役立つと思うのですが、弁理士の試験勉強をしている最中に、しかもたったの2,3カ月で、その後の仕事に結びつくような勉強は可能かな・・と思います。少し会話が流暢にできるようになるくらいで終わりではないですかね。 多分2,3カ月の短期留学なんていうのは遊びに近い感覚で受け取られる可能性もありますよ。それよりTOEICなどの点数を上げるほうが、履歴書上アピールできると思いますが。技術者求人でも英語力ある方、TOEIC何点以上、等の規定がありますので、それを目安にしてみては。パテントサロンなどで、技術者求人が求められている条件など、もう一度チェックしてみてくださいね。 それに、そもそも弁理士として必要な英語力に留学が必要とは思いません。技術文献をスムーズに読み書き出来ることが大事だと思います。現地からのレターやOffice Action, クライアントからの指示を英文にしてinstructionを作成するとか、何より英文明細書の翻訳またはそのチェックをきちんとできること、が一番必要です。それには「まずは」日本の特許事務所等で、技術と英語力の両方を兼ね備えた人から教えを請うのが一番いいと思います。特許の英語は技術英語であるというだけでなく、独特の言い回しもありますし。 ・・・実力がつけば、(事務所によっては海外留学を奨励しているので)事務所に費用を出してもらって留学できる可能性もあります。それで弁理士としての基盤ができてから、半年とか1年とか、海外の特許制度を勉強することができるわけです。 取り敢えず、弁理士試験合格が先だと思いますよ。かなり難関ですし。 英語の勉強は、特に弁理士として必要なのは技術文献等の読み書きで、それは国内でできるし(元々高い英語力のない人が、自分の専門分野だからといって数か月海外にいてそれを身につけるのはもっと難しいことだと思います。)雇用してもらうには英語の資格を、というのが、私の意見です(外国特許事務を15年ほど、今はちょっと翻訳の勉強中で、昨日工業英検にチャレンジしました。あっちこっちの特許事務所での勤務経験あり。あ、留学経験もあります。文系なので、文学を勉強しに、9か月ほど) ご参考まで。
特許の英語は、技術分野の英語に加えて、法律的な硬い英語も使います。 たとえば、次の英文は米国特許法35USC103(a)です。 非自明性(=進歩性)の欠如による拒絶ですね。 A patent may not be obtained though the invention is not identically disclosed or described as set forth in section 102 of this title, if the differences between the subject matter sought to be patented and the prior art are such that the subject matter as a whole would have been obvious at the time the invention was made to a person having ordinary skill in the art to which said subject matter pertains. Patentability shall not be negatived by the manner in which the invention was made. この英文を見ると、2~3ヶ月の留学で身に付く感じの英語とは種類が違うことがわかると思います。 この文中の単語たちは、日頃からよく使うものばかりです。
まず、留学して得られるのは会話力だと思いますが、一般に特許事務所の弁理士は会話力がほとんど不要です。アメリカや欧州とは時差があり、ファックスやメールで仕事がほぼ完結するためです。英語の地頭を鍛えるという意味であれば留学せずとも国内で、お金をかけずに独学で1冊数千円の本を何冊か買えば十分可能だと思います。 弁理士試験は下りエスカレータを逆に上るようなものです。覚えては忘れする知識を、一定の速度以上で詰め込んで、力を発揮できた場合に受かる試験だと思います。そうすると、多分両方をやっていては、エスカレータの下降速度以上で上れず、弁理士試験にはずっと受からない可能性が高まると思います。弁理士資格が最優先であれば、英語は後回しにすべきだと思います。浪人の方で受験回数を重ねる方に共通する特徴として、仕事を持って必死にやっている方と比較して(弁理士試験への)に集中力が欠けているということがあるように思います。試験合格まで何年かかるか分かりませんので、そのための資金として留学資金は取っておいた方が良いと思います。
特許技術者です。回答というより、ただの感想です。 今のうちに英語力を身につけておくというのは、面白いしイイ判断だと思います。弁理士試験に受かってから留学なんていってると、下手すると数年後になってしまうんじゃないでしょうか?留学経験が就職活動でどれほど評価されるかは分かりませんが、留学と併せて英語の資格試験にも取り組めば就職しやすくなることは確かです。 ただ、留学がベストな選択かどうかは難しいですね。一番リスクの低い選択は今すぐに就職することです。でも、長期的に考えると1~2年ぐらいは勉強に専念しても良いのかもしれません。 私は業界についてもそれほど詳しくないし、そもそも質問者様の状況も分かりかねます。予備校などで信頼できる業界人が見つかれば、そういう人に相談してみるのが一番良さそうですね。
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