回答終了
警察官の、警部以上の階級の業務について質問です。警部以上になると、もう現場に出なくなると聞きますが、これはあくまでも「現場に出なくなる」というだけであり、だからといって決して「仕事が楽になる」という訳ではありませんよね? 色んなネットの書き込みには例えば、 「警察官というのは上に上がると仕事が楽になるかというとそうではない」 「警部は仕事もすごく大変であり、万年警部というのがおそらく一番大変だと思う。警部になったら、早くこの階級を脱出しないとキツい(間違いなく、警部補ではなく警部でした)」 「警部クラスでも署長あたりから厳しく叱責されている」 などがありました。 警部になると、努力目標(ノルマ)に追われることはもう無くなるのでしょうか? 警察官を何も知らない素人であり、失礼な質問を申し訳ありません。
3,479閲覧
警部と警部補は大変ですよ。 上からは、いろいろ言われ。 下からは文句を言われ。 間に挟まれる立場なので、かなりの心労です。 ちなみに、警視庁は警部が交番などで不通に現場に出ています。署内の課長をしているより楽でしょうね。
2人が参考になると回答しました
簡単に言うと、警部補までは現場仕事が多く、警部となると現場での仕事は少なく報告等を纏める事や、指示命令が仕事であって、更に人事管理として部下の監督責任が増える。 警部補から部下の監督や指導責任という仕事が加算され、担当部下の巡査、巡査長、巡査部長の身上実態を各半年に一度纏め上げ、担当上司の警部に報告する責務が在る。 なので、警部補になれば現場仕事に部下の監督と指導の責任が増える。 警部は所轄ならその課の課長で在って、例えば地域課で在ればその課を纏め上げ、指示する責任と立場となり、その課の各係長で在る警部補からの報告や、部下の身上実態を纏める責任と指示命令の要となる。 警視庁本部や府、県警本部での警部補は主任という立場で、警部は課長では無く係長という立場。 仕事的にはどちらも同じで、警部は監督責任や指導等の責任に重圧が掛かる。 一般企業で言えば、中間管理職の立場。 また、警部の階級でも段階は在り、警部に昇進したからと言って所轄の課長に成れる訳では無く補佐からとなる。 そして、当然、昇任昇職すれば人事異動となる。 所轄なら警部は課長か課長補佐で、その上は警視の副署長が直属の上司で、もちろん月間のノルマに達しなかったりミスが在れば副署長から叱咤されたり、嫌われれば内部異動されたりもします。 署長と言えど多くは警視か警視正、その上には警視長が居て、警視総監が居る。 更に警察庁には警察庁長官が頭で、その上も居るからキリが無い。 多くの大卒ノンキャリアの地方公務員なら、40年近く居ても警視止まりで、次に警部か警部補で、殆どは巡査部長で卒業という形になる。 警察組織は完全な縦の社会で、上に上がればあがる程に責任が増える事となり、責任を回避しようとして部下に責任転化しようとする上司も居れば、上に上がろうとしてゴマスリ上手も居る。 昭和や平成初期に居たような責任感が強く頼れる上司や、ドラマ等で見るような「俺が責任を取る!」と言うような責任感の強い上司は今の時代には居ない。 皆、自分の立場を守る事に必死で、自分の立場が危うくなるような部下は簡単に切り捨てる。 正義感に燃え、正義を貫こうとする者程、昇任する内に現実を知り、いつしか正義という初心が薄れて行き、自分の保身だけを考えるようになってしまう。 ある人は「時代の流れなのだから仕方ない、上の言う事に疑問など持たずにハイと応えていれば、良い待遇で居られるのだから。」と言います。 たとえ本当は黒で在っても、上司が白と言えば従い、疑問を持ってはいけないのがこの組織。 警部補以上に昇任すればするだけ内部事情を知る事となり、組織として当たり前で常識だと洗脳されて行く。 強い正義感は両刃のヤイバともなり自分を苦しめる事になり、テレビドラマや映画のカッコ良さに憧れ警察官となった者は、理想と現実のギャップに苦しむ事になります。
3人が参考になると回答しました
警部は、一般的な警察署では課長となり、その課のボスとなります。つまり、管理職となります。管理職は、上から言われても、下に指示する立場なので自分でどうにも出来ないところは大変と言えますね。
2人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
警察官(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る