法律事務所が全国チェーンになる意味って何ですか？ 気づけば、法律事務所も力があるところは全国に展開するようになって…

Question

法律事務所が全国チェーンになる意味って何ですか？

気づけば、法律事務所も力があるところは全国に展開するようになってます。

ですが、弁護士って弁護士資格をある人ならだれでも開業できます。弁護士の勉強だって師弟関係で、うでのよい弁護士の下に新人弁護士が
つくようなシステムと思うのです。

そんなに弁護士を囲い込んでもバランスが保てないと思うのですが、
なんで全国に同じ事務所を作るのでしょうか？

Answer 1

> 法律事務所が全国チェーンになる意味って何ですか？
> なんで全国に同じ事務所を作るのでしょうか？

一つは、訴訟などの管轄の問題があると思います。
管轄裁判所が相手方の住所地になることが多いため、東京にある事務所が大阪で訴訟をするためには、弁護士が東京から大阪まで行かなくてはなりません（電話会議やWEB会議もありますが）。
全国に支店があれば、東京の事務所で依頼を受けても大阪の事務所の弁護士が出頭すれば日当もかかりませんし、交通費も安くて済みます。
同じ訴訟でも日当や交通費がかかれば、ご依頼者の負担になります。
フットワークも違ってきます。全国から依頼を受けても事務所が遠くにあれば何かあった時にすぐに動くのは難しく、時間を要すことがあります。

全国チェーンにすると（全国に事務所展開すると）全国からの依頼も受けやすくなりますので、顧問先も増える可能性も出てきますし、双方にとって良いのではないでしょうか。

Answer 2

客がいないからです