一言で『放課後等デイサービス事業所』(以下『放デイ』とします)といっても色々なタイプの事業所があります。 当たり前といえば当たり前なんですが、通級や支援級上位の子たちが集う放デイと支援学校の重度重複クラスの子たちの集う放デイでは性格が変わります。 (経営難の放デイの場合、両者を雑に混成させ人数確保に走ることがあるので、そういった放デイはあまりお勧めいたしません。) 一般に知的レベルが高い子が多ければラクだろう…という予想をされると思いますが、実は知的レベルが高いが故のトラブルも多く(陰湿なものも増えます)、さらに大きな事件に発展することもあるので、個人的にはより注意が必要であると感じています。 支援学校を中心とする放デイでは、学齢にもよりますが支援者側の動きによって変わってきます。 何かをやらせよう…とすると、それは必要以上に上下関係を明確に意識させてしまうことにもつながり、自主性、主体性といったところから離れていってしまうことが考えられます。 後述しますが、そもそもそういった取り組みは『お教室』なので放デイじゃないよね、という流れも大きくなっています。 逆に、オッカナビックリで手も出せない、口も挟めない…などというシロウト集団が運営する事業所などは、アンパンマンのDVDを垂れ流してオシマイ(俗にアンパンマン事業所と呼ばれています)などと、もはや存在意義を失っていたりします。 では何が正解かと問われると、きっと答えは1つではないと思うので、混乱させてしまうかもしれませんが、働きやすさから言えば『支援学校の一般クラス』を対象にした事業所かと思います。 事業所の実情に合わせたマイナールールの理解や、他のメンバーへの他害も少ない中なら、各々のやりたいことの遂行や数人でのグループ遊びなども期待できると思います。 そんな中で、子どもから「センセー、今日、ガッコで時計の読み方の練習したけど解かんなかったからオセーテや」などということもあるかもしれません。 夏休みなどは(コロナが落ち着いたら、という前提付きですが)普段は行けない、少し遠方の公園に行って…といったようなことも企画しないといけないでしょう。 そうしたことに対し、職員として一人ですすめることもあれば、チームで対応することもあるでしょうが、そこにプレッシャーを感じることはありません。 どんなに陳腐な考えでも、それが子どもたちの『楽しい』『面白い』に少しでもつながればそれでいいんです。 おせっかいながら1つ例を挙げるのであれば、子どもたちの多くは『完璧なスタッフ』よりも、ちょっと間の抜けた『ズッコケスタッフ』の方を好む傾向にあるようです。 完璧さんのすすめる集団レクは、それはそれで面白いのですが、子どもたちにとっては受動的な活動に終始しがちで、予想の範囲から出ないというか、既視感があるというか「2度目はもういいや」と思わせるものが多いようです。 一方、ズッコケさんのやることに対しては子どもたちはゲラゲラ大笑いしながら『その場限り』の対応をしてくることが多い上に、「ズッコケさん、そらアカンがな~」などとツッコんでみたりする中で、『自分の意見の表出』というとても大事なスキルを身に着けることが出来たりもします。 主さんは他コメへの返答の中で自分に自信がないようなことを言われていますが、見方を変えれば『子どもたちに近いところでモノを見ることが出来る』ということでもあるので、子どもたちと一緒に遊び、一緒に悩み…ということが出来る貴重な存在だと思うのです。 …と私見をズラズラ並べてしまいましたが、ココは合わないなと思ったら、変にこだわらず他を探してくださいね。 放デイは本当に玉石混交で、さらに一般には『玉』でも自分に合わなかったらツマラナイだけですから、自分に合った放デイを探してくださいね。 ちなみに勉強特化型、スポーツ特化型などの放デイは、それぞれ『塾』『スポーツクラブ』として次期の制度改定で切り離されるらしいので、やめておいた方がいいかも…です。
なるほど:2
放課後等デイサービスで働いています。 業務内容:子供たちが来るまではレクの準備や立案等で、子供たちが来てからは、公園や室内での活動等です。 子供たちが様々な問題があり、問題提議と解決方法などの話し合い、実行。 やりがい:他の方も言われている様に子供たちの成長に気付いた時が一番嬉しいです。ただよく観察していないと成長を見逃す事もあるので、損をすることもあります。
なるほど:1
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