マーケティングに共感は必要ないと思いますよ。 現実的な分析力が大切だと思います。 例えばホテルの客室を売りたい時、大手企業の重役に対して、5千円程度のビジネルホテルを用意して、ニーズはあると思いますが? 逆に、既婚で子持ちの30代サラリーマンに、12万円程の客室を展開して、ニーズはあると思いますが? 重役の気持ちも、サラリーマンの気持ちも、想像をして仮説を立てる事は大切です。 しかしあなたは、重役でもないし、既婚子持ちサラリーマンでもない、となると、ほとんどの人の気持ちなんて理解できる訳が無いんですよ。 ですから、必要なのはデータです。 サラリーマンはどんなホテルに宿泊しているのか? どのくらいの頻度で、どのようなシーンに、いくらくらいを使って、どんな客室を選択するのか? これをデータとして収集して、傾向を導き出すんです。 そうすると、見えてきます。 既婚子持ちサラリーマンはgwや夏休みの連休に、3〜5万円前後のホテルに宿泊する傾向が高い。 ファミリーだと普通のビジネスホテルは選択せず、厳かな旅館も選択せず、どちらかというと子供も楽しめる、テーマパーク的な施設を選択しやすい傾向にある。 つまりサラリーマンに客室を売りたいならば、 ・5万円以内 ・テーマパーク施設及びテーマパークに隣接するホテル という客室の広告を展開すれば良いんです。 逆に言えば、このゲストに対して15万円もする海外のラグジュアリーホテルを展開したって、買ってくれる訳が無いんですよ。 展開するだけ時間を無駄にします。 マーケティングはニーズの調査です。 ニーズの調査は、データの収集です。 データを収集して傾向を導き出し、これなら売れるという仮説を立てて、最適な商品をその顧客に提案する。 それがマーケティングです。 共感性よりも、分析力と仮説思考です。
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