試験内容は各園でオリジナルですが、想定されるのは食育に対する考え方だろうと思います。 はっきり言えば、オーソドックスな食育の話は聞き飽きています。 もっと家庭支援に寄せた食育の取り組みが保育現場では求められています。 具体的に言えば、偏食の子、朝食べない、箸が持てない、咀嚼できない子への支援。保育士や家庭の努力だけでは無理です。保育園給食の責任者としてどのような提案、アドバイスを家庭や保育士にするのか。 あとは、試験と関係ないですが、そろそろ栄養素をウリにするのは止めて欲しいと思います。 例)きりぼし大根とひじきは鉄分を摂るのに最適です。 ・・・切り干し大根もひじきも、調理過程で鉄鍋、鉄の包丁を使用したことで鉄分が多く検出されたにすぎず、特別に鉄分が多いわけではありません。 それでも未だに上記二品を鉄分云々と信じている栄養士がいて、「あぁ勉強してないんだな」と分かってしまう一例です。 また、栄養素云々はダイエット中の大人じゃないんですから、もっと味やだし、素材を前面に出して献立の魅力を伝えるべきです。 また、糖質、脂質、子どもは過剰摂取気味です。同時に、良質なたんぱく質をあまり摂れていません。食物繊維もそうですね。栄養素で着目するなら、欠けているというより、普段の食生活で過剰な塩分や糖分をどう考えていくか、というのも保育で食育を考えるうえで大切です。 栄養士さんに保育園が期待するのは、そういうところです。 それがそのまま採用試験に繋がるかはわかりませんが。管理栄養士として、保育現場や家庭にどんなことを提案できるのか、あらかじめ考えを持っておくことも試験対策になるでしょうか。
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