解決済み
東大辞退の慶大選択は殆どが東大理科一類や理科二類を辞退して慶大医学部進学のパターンですが中には今の慶應義塾大学法学部政治学科で経済原論Ⅰ.Ⅱや財政学を担当して三田で公共経済学や財政学のゼミナールを持つ麻生良文教授の様に昭和53年度の入試で東大理科一類と慶大法学部法律学科を両方受かり東大理一を辞退して慶大法学部法律学科に進学されるケースも稀にあります。 麻生良文教授は慶大法学部法律学科卒業後、一橋大学大学院経済学研究科修士課程と博士課程を「超整理法」で有名な野口悠紀雄教授の薫陶を受け一橋大学経済研究所助教授になった後2004年から慶大法学部政治学科で公共経済学、財政学の教授となっています。 2006年からは財務省のシンクタンクの財務総合政策研究所統括主任研究官にもなっています。 明治大正時代以来慶應義塾は事、三井・三菱系の財閥企業等の民間企業の就職に関しては東京帝國大學、京都帝國大學、東京商科大學、神戸商業大學と並んで特定銘柄大学の一つでした。 一つの例で言えば三井財閥の持株会社であった三井合名会社や三菱財閥の持株会社の三菱合資会社は事実上、東京帝國大學と京都帝國大學、東京商科大学と慶應義塾大学からしか新入社員は採りませんでした。 後に東京ディズニーランドの開設に大いに貢献する江戸英雄元三井不動産社長の回顧録にも氏が高文試験を経て農林省に入る予定を変更して東京帝國大學法学部を卒業して入社した三井合名会社には東京帝國大學からは江戸英雄氏一人が採用でもう一人の採用者は慶大経済学部卒業の人だったことが記されています。 その一方で戦前の慶應義塾大学は官界や司法界には東京帝國大學や京都帝國大學に比べて人材輩出度が弱い大学でした。 今は法科大学院経由司法試験でも司法試験予備試験でも慶大法科大学院や慶大法学部が東大法科大学院や東大法学部に次ぐ1〜2位の実績を残しているのは隔世の感が強いですね。 貴君が民間企業への就職を第一義に考えているのならば東大ではなく慶大を目指すのも一つの考えだと存じます。 私は国立大学が一期校・二期校に分かれていた昭和時代に於いて東京大学教養学部文科一類の併願に慶應義塾大学法学部法律学科を受験して進学した塾員です。 慶應義塾では在学生を塾生、卒業生と塾評議員会で特選された者を塾員と申します。
10人が参考になると回答しました
< 自分のペースで、シフト自由に働ける >
パート・アルバイト(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る