>医者は勤務医よりアルバイトの方が、楽して沢山儲かるらしいですが 医師の雇用市場においては、若手医師の場合にはアルバイトのほうが常勤より給与が上がる事が多いですが、ベテランになると必ずしもそうとも言い切れません。 アルバイトは年次や実力を問わず誰でも同じ待遇であることがほとんどで、常勤の場合には専門医になって経験が積まれるほど待遇が上がるのが一般的です。 給与の額面だけでなく、退職金や社会保険、年金を考えれば、ずっとアルバイトが有利になるわけではありません。 特に昨今ではコロナのため、非常勤医師職のクビ切りが古今例のないくらいに発生しており、医師過剰社会が本格化する中、不安定な立場に生計を頼るリスクも生じつつあります。 それ故、若手医師の際には、常勤として一カ所で勉強し、研鑽しながら、生活費はアルバイトで補うような形が問われますし、ベテランになると待遇の良い常勤先を見つけて長く務めるようなことが行われるわけです。
なるほど:1
医者のアルバイトは、主な仕事があるから出来るのです。 一番典型的なのは、大学医学部教官のアルバイトでしょう。大学医学部教官は国立であろうと私立であろうと、大学から出る給料は微々たるものですが、民間病院にアルバイトにでることで、3時間で5万円程の給料がもらえます。一般に公務員や公的病院の勤務医は副業禁止ですが、大学教官は「最新医療の普及のため」「地域医療貢献のため」に副業が認められています。 さらに、公的病院や大きな民間病院でも、周辺の病院にアルバイトに行って、手術野検査症例を主たる勤務先に送っている場合も多いです。一つの疾患の権威的な医師になると、主たる勤務先だけでは外来を回しきれず、アルバイト先で患者を診ていることも多くなります。 アルバイトを雇う側も、大学病院や大きな病院からアルバイトを派遣してもらうことにより、つながりを持ち、患者をお互いに紹介しあうことで経営を安定させるために高い給料を出してアルバイトに来てもらっているということがあるのです。 つまり、アルバイト医の方が責任が軽いなんてことはないし、主たる勤務先なしに、まともなアルバイト先が見つかるわけではないのです。アルバイトだけ数千万稼ぐような医師は、手術で特殊な腕を持っているさすらいの外科医とか、夜間だけめちゃくちゃ忙しい救急部当直をしている医者とかですよ。楽して稼いでいるわけでもないし、責任が全くないわけじゃないです。手術をして回っている医者なんて、数日間は術後の状態を連絡してもらっていますし、トラブルあれば駆けつけて対処しています。
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