ベビーマッサージ教室を正規に開設するには、どのようにしたら良いでしょうか？

Question

ベビーマッサージ教室を正規に開設するには、どのようにしたら良いでしょうか？３歳と１歳の男の子の母親です。今年26になります。

主人の転職を機に（正確にはまだ転職していないのですが・・・）、自分の就職について色々考えています。
現在は特別養護老人施設で介護事務のパートをしていますが、縁あっての仕事とはいえ正直ずっと続ける気がしません。
かといって特に資格もなく、子供が小学校に上がる頃を目標に、就職に向けて勉強をしたいと思っています。

そこで興味を持ったのがベビーマッサージなのですが、興味本位で調べたところ、いわゆるベビーマッサージのインストラクターという民間資格のみでは教室を開けない（違法）ということがわかりました。
マッサージ師の国家資格に加え、講師として指導するには教員資格も必要という情報を見かけましたが、私が目指す働き方にどういう資格が必要になるのかわからなくなってきました。詳しい方、教えていただけないでしょうか。

・ベビーマッサージのインストラクターとして、育児中のお母さん、お父さんにベビーマッサージを教えたい。
・いきなり開業ではなく、初めの数年はアシスタントとして働くことも視野に入れている。（アシスタント期間でも国家資格が要るのでしょうか？）
・目標として、フリーで産院や支援センターなどで教室を開講したい。

また、正直、自己投資に割ける資金があまりありません。
就職までに何百万も資金が必要なのでしょうか？

Answer 1

相手が誰であれ、
マッサージを仕事にするのでしたら
マッサージ資格（免許）がいりますね。

さらにそれを教えたい、と言う事ですから、
ご自分もプロである必要があると思うのですが、
違いますか？

自動車教習所の教官も、
自動車免許を持っていますし、
その上で、教官としてのトレーニングを受けて
素人に教える立場で仕事をしているはずです。
普通のドライバーより、さらに車に関しては
詳しいはずです。
自動車の運転ができないと
良い手本をどうやって生徒に見せるのでしょうか？
自分が運転する資格がなければ
人に教えることなどまず、できないでしょう。

ベビーマッサージの対象となるのは
１歳未満の乳児である事が多いと思いますが、
お子さんのいらっしゃるお母さんであれば、
１歳未満の子供の体調が、
驚くほど急激に変化する事があるくらい、
ご存知だと思います。

それを、基本の人体の勉強もしないまま、
素人さんが素人を教えるなど、普通で考えれば
危険極まりない事だと思うのですが、
「ベビーマッサージで独立開業！」などと
お金儲けの為に開いている
資格商法業者のうたい文句に乗せられて
教室を開いても結局は、素人が素人に
かじった程度のマッサージの真似事を教える程度で終わりですよ。

ベビーマッサージは、
最低でもマッサージ免許か、
看護師、助産師の免許を取って、
自分で責任が取れるように勉強してから
行う（教える）事をお勧めします。
就職をするのが目的でしたら、なおさらです。

Answer 2

・ベビーマッサージのインストラクターとして、育児中のお母さん、お父さんにベビーマッサージを教えたい。

＝マッサージを職業にするには「医師」または「按摩・マッサージ・指圧師」免許が絶対に必要です。これは日本国法律で決められていることですので、法を犯せば犯罪者です。どうしても無資格で行ないたいのであれば、マッサージの法の無い国で行なうしかありません。

・いきなり開業ではなく、初めの数年はアシスタントとして働くことも視野に入れている。

＝アシスタントの内容によります。実際、触れる機会があるのでしたら資格は必要です。

・目標として、フリーで産院や支援センターなどで教室を開講したい。

＝既にお気づきのように、国家資格が必要です。また、公的な機関で教室を開くには国家資格（医師・看護師＋助産師・マッサージ師など、絶対に必要！）＋教員資格（按摩・マッサージ・指圧師教員資格）があった方が良いでしょう。

＞就職までに何百万も資金が必要なのでしょうか？

＝通常、医療国家資格を取得するには３年以上約５００万円程度の費用は必要です。また、教員資格（マッサージ師の）を取得するには２年以上２５０万円程度の費用が掛かりますので、医療国家資格＋教員資格で５年以上約７５０万円の費用が掛かる計算になります。プロになり、人に教える立場に立つにはそれなりの費用と年数が必要だと言う事ですね。

あなたが興味を持たれている職業は、現在の日本ではこの様に法的に決められています。費用や時間が社会人や主婦の方には厳しいでしょうが、そういった方に民間資格商法が入り込んでいます。公的には何ら役に立たない民間資格で、費用と時間を無駄にしても意味がありませんので、ハードルは高いかも知れませんが国家資格の取得をお勧めします。