慶應義塾大学からは最近はだいたい50〜60人前後が人事院が行う国家公務員総合職試験に合格してだいたいそのうち20〜25名前後が中央官庁訪問して大臣官房人事課か秘書課による幾度かの面接試験を経て当該官庁に採用内定します。 早稲田大学は理工系や理工系大学院からも結構、国家公務員総合職の技術職に受かりますので実質的には早慶の国家公務員総合職合格者数の差異はこの理工学部と理工系大学院からの技術職受験者と合格者の差となっています。 そして文系の慶大は主として経済学部から受ける『経済職』と法学部法律学科から受ける『法律職』、法学部政治学科からの受験が多い『政治・国際職』の事務系職が国家公務員総合職合格者の中心となります。 最近は司法試験狙いの慶大法科大学院から司法試験と並んで国家公務員総合職を受験する学生も増えました。 東大でもかつての様に殆どが学部レベルの本郷の東大法学部や経済学部や駒場の後期教養学部教養学科卒業からの合格者だったのが今は可成り東大公共政策大学院や東大法科大学院経由で国家公務員総合職に合格する学生も増えてきました。 早大では理工学部及び理工学大学院からの技術職の国家公務員総合職合格は多いのとは異なり何故か慶大の理工学部と理工系大学院では国家公務員総合職試験は人気がなく合格者も早大に比べても少ない様です。 受ければもっと受かるとは思うのですが。 @結論 : 慶大経済学部から国家公務員には充分なれます。 東大卒でないと慶大卒では国家公務員キャリアの世界ではウダツが上がらず本省課長・参事官以上の審議官クラスにはなかなか出世できないと宣(のたま)う訳知り顔の人が結構いますがそれは東大や慶大の学歴の差ではなくその当該人間の人間力や統括力、交渉力、肝力、親分に可愛がられる能力、部下に慕われる人間的魅力等の全ての集大成なのです。 慶大卒でも現在の防衛省事務次官の島田和久氏(昭和60年慶大法学部卒業)や外務省の元駐米大使だった藤崎一郎氏(昭和44年慶大経済学部中退、同年外務省入省)や厚生労働省になる前の元労働省の事務次官だった澤田陽太郎氏(昭和43年慶大経済学部卒業)の様な官僚ポストNo.1の座を同期の東大法学部や経済学部、教養学部教養学科、京大法学部、経済学部、一橋大経済学部、法学部、商学部出身者との鮮烈な出世競争に打ち勝って射止めた人物も複数おられます。 次の外務省事務次官がほぼ確定している外務省の外務審議官(政務)の山田重夫氏(昭和62年慶大法学部卒業)や将来の検事総長就任が可成り有望な法務省官房長経験の刑事局長の川原隆司氏(昭和62年慶大法学部卒業)等の様に明治時代の昔から財界・実業界には福澤諭吉翁が主導した財界三田閥の力と人脈で頗(すこぶ)る強いものの官界にはからきし弱いと言われた慶應義塾も今では官界に於いても多士済々の活躍ぶりです。 私は国立大学が一期校・二期校に分かれていた昭和時代に於いて東京大学教養学部文科一類の併願に慶應義塾大学法学部法律学科を受験して進学した塾員です。 慶應義塾では在学生を塾生.卒業生と塾評議員会で特選された者を塾員と言います。
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キャリアだと2021 早稲田政経16名採用 慶應経済4名(ノンキャリ含む) 慶應はノンキャリア就職。 早稲田はキャリア就職。
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