大学教授になりたい！

Question

大学教授になりたい！私は文系の大学生です。文系の科目の論理学に大変興味を持ちまして将来はその学問の専門分野の教授になりたいと考えました。（まだ決定したわけではありません。ぼんやりとそういうことを考えているという感じです。）
ですが就職して…という方にも興味がありまだ自分のことを正直うまく決められません。

そこで伺いたいのですがよく脱サラして大学教授になる人などを話しで聞きますが実際に脱サラして大学教授になれる人って何パーセントぐらいですか？またどういう経歴でどの程度の期間を要して大学教授までなるのか、知っている方いらっしゃいましたら教えてください！

Answer 1

脱サラからなった人は普通の人ではありませんね。メダリスト、外務省出身、知事補佐、海外で２０年ぐらい勉強し働いてきた、
など、かなりのキャリアの人たちです。あとＴＶで活躍している人とか。偶然なったという程度です。

現在殆どが３～５年契約の先生が多く、医者が弁護士になるより難しい世界です。
ポストがあいてないからです。東大で実力のあった先生は、その後よその私立大学に流れこんでいますし、
理系だとおかねを集める能力もいるとか。
文系だと海外の有名大学を卒業してください。院は当たり前です。ＰＨＤをとってください。
それから、コネのある人に履歴書を送付してもらいます。
推薦状も添えて。

Answer 2

夢を追うのはあなたの自由ですし、それを他人が批判することはできません。

しかし、論理学や哲学の分野では、大学における必要数に比べて希望者が
極めて多く、大学教授になるのは、他の専門分野よりも困難であると言われて
います。脱サラのように中途から道を変更したのではなく、最初から大学教授
だけを目指して、優秀な大学院を出て、極めて優れた研究業績をいくつも
出しながら、それでも専任教員の就職口がなく、１コマ３万円程度の非常勤
講師を何年も何年も忍耐強く続けておられる俊英の研究者がいくらでもいます。

大学教授になりたいけど、就職もしたい。だから、とりあえずは就職して、脱サラ
をして大学教授になりたいという希望を、そのように苦労している研究者たちが
聞いたらどのように思うでしょうか。

もし、本気で大学教授を目指すのであれば、最初から、それなりの決意をすべき
であると思います。そうでなければ確率はまったくの０でしょう。しかし、たとえ強い
決意をしたとしても、それでも大学教授になれる確率は決して高いものでは
ないのです。