長い人生の中で、就職先を決めるのはそれなりに大きな判断ですから、大いに悩んだり迷ったりして構わないと思います。(・・・血迷うのはお勧めしませんが) 他者の目を気にしてご自分の本当の気持ちを押し殺して、本意でない道へ進んでみても、ずっと違和感を持ったまま社会人生活を送るのは不幸なことです。「本当はもの作りがしたかった、やっぱりあっちにすべきだった」という目移りにも繋がりますので、ご自分の気持ちに正直に、やりたい道を目指されるのがベターだと思います。 ただ、企業が大卒者を採用するのは、将来それなりの判断業務とか、管理業務を任せられることを期待しているからです。製造実務に興味があると言っても、大卒という条件で入社すれば、いずれは管理職として、実務を担当する人たちの上に立つ仕事を任されることになります。 そういう事がまっぴらごめんだ・・・というのであれば、採用面接時にその意思をしっかり伝えなければフェアではありません。 「同一労働 同一賃金」が今の社会の原則で、肩書きや雇用形態にかかわらず、同じ仕事をする人には同じ給料が与えられるきまりです。大卒者としての待遇を受けながら、大卒に求められる職務を全うしない(したくない)ということは許容されません。あなたが進みたい職種が、一般的に高卒者や主婦などが担当する部署であるなら、その人たちと同じ待遇になる事はやむを得ないと心得て下さい。 実際問題、製造の仕事をやってみれば案外退屈だったり、同じ事の繰り返しでつまらなかったりということになるかもしれず、あまり最初からご自分で道を狭める必要はないかもしれません。 「もの作りに興味があるので、製造の実務についてもぜひ経験してみたい」というくらいに止めておくのが現実的かなと思いますが。
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る