その2つは業務としてかなり異なるので、まずその点を押さえた方が良いですね。 <インテリアデザイナー> 内装設計業務を行う人です。 内装工事会社や内装デザイン会社の社員だったり個人事業主だったり。 新卒採用なら美芸大や建築学科に在籍してる人がライバルになります。 基本的にはプロ相当のデザイン能力さえあれば他に資格等は要りません。 それ以外の条件を不問にして募集したとしても常に人材は不足しているのが現状ですから。 建築士資格が取得可能な経歴かどうかは多少考慮されます。 試験自体の難易度が高いことに加えて、建築士登録の際に建築学科卒業なり実務経験なりが必要な資格で、法的効力のある資格です。 インテリアコーディネーター資格保持者を優遇する旨の募集がたまにありますが、この場合は一般の方がイメージするようないわゆるデザイナーの募集とはかけ離れる場合がありますのでご注意ください。 純粋にデザイナーを募集したい意図であれば純粋にデザイン能力だけ評価すれば済む話なわけで、それ以外に何か意図があるということですから。 <インテリアコーディネーター> 家具選定などの業務を行う人の総称です。 家具メーカーの営業職だったり、ハウスメーカーの下請け個人事業主だったり、装飾品レンタル会社の社員だったり。 あらゆる学校・学部の人を対象に、それぞれの企業がそれぞれの欲しい人材を募集しています。 学習能力・語学力・学生時代に力を入れたこと、など、ありとあらゆる武器を出し合っての戦いになります。 インテリアコーディネーター資格がないよりある方が当然有利と考えて良いですが、どんな人材を求めているかは企業によって様々です。
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