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測量の計算方法について、教えてください。厳密網平均計算がありますが、なぜこの方法を使うのですか? 普通の結合トラバースではまずいのですか? 常に、厳密網計算がいいのですか? どなたか教えてください。
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基準点測量・水準測量は厳密平均「または」簡易平均を行う。 という、規定どおり。それでいいでしょ。 ま、観測方程式による調整計算は写真測量にもあるけどね。
結合トラバース(以下は結合と記載)はその路線(出発と結合)形状での誤差配分になります。その路線と同様な厳密網平均計算(以下は厳密と記載)を行うならば結果は数ミリ違いです。では、なぜ厳密なの?との質問ですね。 作業区域で全体的に網構成を鑑みて、平均的に誤差配分をしたいと言う意図があります。よって個別に計算を考えるのでは無くて、全体的な事を考えた規定です。与点数が多いほどに誤差配分も結合と違って平均的に配分します。
位置情報の正確な表現は経緯度であって、これを精密な計算すると手間ばかりかかる(その経緯度にも定義から違う数種類の表現があって、法律でどれかに絞るしかない)けども、近似解としてはいわゆる厳密網として計算することはできる。 楕円体表面上の位置情報なので積分を伴うものの、数値解としての表現では厳密網平均計算で一応は表せるってこと。 これをトラバース計算だけで済ますにはあまりに簡略しすぎなので、計算精度を確保すべき基準点測量では厳密座標平均法(それでも経緯度平均よりはかなり簡略な方法)を使ってる。 ちなみにGNSS測量の平均計算は常に経緯度平均で三次元座標は計算結果を内部で換算してるだけ。
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