ズバリ、将来ディレクターになって番組を作りたいなら 自社制作の番組制作会社へ行くべきです。 もちろんどちらに行っても腕があれば ディレクターになりますが、後述する理由から ディレクターになれる確率は 自社制作 75% 派遣AD会社 20% ぐらいの差があります。 それぞれのメリット・デメリットを書きます。 自社制作型 ◆メリット 1)もともと会社として得意な分野があるから、番組を超えて そのジャンルの番組のプロフェッショナル候補生として、ちゃんと修行が出来る。 2)会社としてディレクターに向けて育ててくれる。ADのうちから企画が出せる会社もある 3)独立した後「●●出身」というと、どういう番組が得意なのか?などが分かりやすく、自分の履歴書代わりになる。 ◆デメリット 会社の中の人間関係が色々影響することがある。「先輩より先にディレクターになれない」とか・・・。 派遣AD業者 ◆メリット 1)広く色んな番組に入れる 2)入った番組がたとえ自分に合わなくても、すべての人間関係をリセットできる。 3)辞めるほどではないけどムカつく事があったとしても、派遣法で1番組3年程度しか、そもそもいられないので、3年我慢すれば別の番組に行ける。 ◆デメリット 1)派遣法の関係で3年以上派遣されていると、正社員にするか?契約を終了するか?を番組が選択しなくてはいけない。そこで普通は契約が終了されるので、「ディレクター候補生」と見られない事が多い。 2)自分の好きなジャンルの番組に必ずしも入れるわけじゃない。 テレビの演出家への修業をちゃんとするなら制作会社。 とにかくプロのADとして色んな現場を渡り歩きたいなら派遣AD業者が良いと 思います。 派遣AD業者でももちろんディレクターになれます。 ただし、前述した通り「3年以内」にものすごい勢いで現場を掌握して「あいつなら派遣だけどディレクターやっても大丈夫」といろんな人に認知させて、自分を派遣会社から引き抜いてくれるぐらいにまで認めてもらえれば、ディレクターになれます。事実そういう人もいますが、相当腕が良くて、さらに出会いに恵まれる運も必要です。 派遣業者からしてみたら、未経験で採用したADさんには 2現場(6年ぐらい)経験して、「経験豊富なAD」としてもう少し高く番組から金をとれる戦力にしたいのです。だから最初のころは自分を守ってくれる派遣会社と、最後は利害が反する形になると思います。 そういう意味でも、腰を据えて修業が出来る方がお得だと思います。
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