テレビ番組の制作について質問です。 NHK以外は企画から制作まで、ほぼ制作会社に丸投げで、キー局は制作会社の持ってきた案…

Question

テレビ番組の制作について質問です。
NHK以外は企画から制作まで、ほぼ制作会社に丸投げで、キー局は制作会社の持ってきた案に採用、不採用の判断をして、予算等を決めるだけが普通と聞きました。（NHKは存在意義上、それは出来ない）
本当ですか？
噂でなく、内部事情が知りたいのですが。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

確かにテレビ業界において、制作会社は非常に大きな貢献をして
いますけれど、局が何でもかんでも丸投げというわけではありません。
制作の過程で局のプロデューサーが言う事は絶対なので
やはり、クリエイティブの上で大きな位置を占めていると思います。
噂ですが、とある局の人気ドキュメンタリーシリーズは
局のプロデューサーさんが納得するまで３年ぐらいずっと作り直しを
させられると聞きました。それほど局の力は強いです。

また企画もテレビ局員が出した企画に対して
制作会社と一緒に詰める場合もあります。

ＮＨＫも、いわゆるＮＨＫエンタープライズなどの第一次外郭団体だけでなく、普通に民放と同じように民間の制作会社が殆どを制作している番組も数多くあります。例えば「チコちゃん」はフジテレビの子会社共同テレビの制作です。

ＮＨＫの方がむしろ、常にオープンな立場で広く制作会社から企画を
募集しています。これは公共放送という立場上、民業を圧迫するのは許されず、常に公平に企画を判断する必要があるからです。

民放は逆に資本関係やら、人脈やらで結構制作会社の新規参入は難しいです。参入できたとしてもメチャクチャ低予算でやらされることが多いですね。

Answer 2

ほぼ丸投げとは思いません。
実際局側で企画を作り、制作会社に依頼をしたりコンペをしたりはやっています。実際民放局の自主製作は報道番組程度かもしれませんが、それも外部に委託している有名番組はあります。
ニュースの中の天気予報が外部委託だったと言うのは、NHKの朝ドラで紹介された通りです。
制作会社からの売り込みがあるのもお互い競争です。
NHKでも番組のクレジットを見るとかなりの比率で外部制作（と言ってもグループ会社ですが）しているのは解ります。