解決済み
報道の仕事についてお尋ねさせてください。 テレビ記者と新聞記者の仕事内容で最も大きな違いはどこでしょうか。 テレビは映像がなければ仕事にならなくて、新聞は書けば仕事が出来る。しかし一方でテレビ報道の記者も原稿は書くわけでして・・・ 新聞記者とテレビ報道記者との相違点はどこか、どなたか解説していただけませんでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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最初に逸話から入りますが、昭和中頃とかのプロ野球担当記者は結構いい加減だったようで、各社の記者同士がひとつの宿舎内でマージャンに興じる中、最初に負けた一人が代表でキャンプの現場に取材に行き、その記者の取材原稿を皆が適当に脚色を入れつつ各自本社に配信した、ということが実際にあったらしいです(笑) さて本題ですが、現状では新聞記事には事実関係だけでなく、多少の推測・主観が入り込んでいたりすることが往々です。本来なら記者名の記名表示が必要な局面と思いますが、まあそういうことなしでも、論調的な展開の記事が社説以外にも多々みられるわけですね。 …一方テレビは画像つきですから、取材内容に主観を加えることにより、画像とはかけ離れたニュース原稿になってしまう怖れがありますよね。ここが新聞とテレビの一番の違いだと思います。 つまり、テレビでの取材はあくまで見聞した事実の列挙にとどめ、主観の披露はキャスターに任せ切るのが記者の使命であり、またキャスターをいかに引き立たせるか、その手腕が「取材で得た事実群の取捨選択」にかかっていると思われます(このことも、新聞記者にはあまり関係がないですね)。 だ・か・ら、いまテレビ界で活躍しているジャーナリストには新聞・雑誌記者出身の人が多いんですね。そうやって培われた取材能力が、テレビに出演する場合には活きてくるんです。 一方テレビ界出身の記者では、柳田邦男さんがノンフィクション作家であるのが代表例ですね・・・
なるほど:2
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