正しくは受験資格では無いんですけどね。 特別支援学校の教員って、3種類の人達が居ます。 ・特別支援学校教諭 ・特別支援学校自立教科教諭 ・特別支援学校自立活動教諭 です。 ちなみに、特別支援学校って、実は年齢に合わせた教科指導をする事が基本です。 なので高等部3年の生徒にだったら、大学入試レベルの内容を指導する必要があります。 その上で、特別支援学校では、その生徒の障害の内容に応じて、その生徒が困難な部分を別の内容で置き換えます。 例えば足の無い子に水泳の平泳ぎ指導とかできないので、そういう部分のみ別の内容に置き換えます。 知的障害の場合、結果的に全教科の全ての内容が置き換えになってしまう場合もありますが、あくまでも原理原則は本人が出来ない部分のみです。 その関係で、特別支援学校教諭は、必ず幼小中高のどれかの教員免許が必須になります。 そして特別支援学校教諭が、教科指導をしながら担任としてクラスを持ちます。 続いて特別支援学校自立教科教諭ですが、こちらは担任は持たず教科指導もしません。 この教員達は、医療系などの国家資格保持者になります。 例えば医師免許保持者とか、理学療法士の国家資格保持者とか、そう言う物になります。 まさに医学的な視点から障害への対応をするという事が目的の教員です。 最後に今回の質問の、特別支援学校自立活動教諭ですが、こちらも担任は持たずに教科指導もしません。 仕事内容は、あくまでも児童生徒の障害対応のみとなります。 なお、実は言語聴覚士とかで無くてもOKなんです。 なので受験資格は実は貰えません。 自立活動教諭については、障害対応が出来れば良いので、学歴は高卒以上であればOKになっていますが、専門性が必要なので、年齢は22歳以上となっています。 なので、22歳以上で高卒以上の人なら、誰でも免許を取る試験の受験資格があります。 ただし、試験の内容はかなり難しく、合格率は10%未満となります。 が、言語聴覚士の国家資格保持者は、実技試験の免除があるため、筆記と面接さえできれば合格可能です。 なので、受験資格ではなくて、合格しやすくなる。という事ですね。 とは言え、こういう言語聴覚士で実技免除の人も含めて合格率10%未満になります。 なので難しい事は間違いないですよ。 とりあえずはそんな感じですね。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
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