現役の消防官です。 まず、消防署の現場の人(救急隊や警防隊など)の人たちは、24時間拘束の「交代制勤務」をしています。つまり「朝に出勤すると、翌朝まで仕事」です。 それを二交代や三交代で回します。 つまり、二日に一度か三日に一度の割合で当番日が回ってきます。(ホントはもうちょっと複雑です) 次に、消防本部に救急隊が1つしかない本部はごくごく限られています。日本中には700を超える消防本部がありますが、救急隊が1個というところは、全国で10余でしょう。 ということは、現場から最寄りの救急隊が別件に出動していれば、違う救急隊が出動してくることもあるんです。 うちの本部では、忙しいと、救急隊が隣の署のエリアを超えて、もう一つ隣のエリアも超えてさらに隣の署のエリアに行くということも当たり前にあります。 となると、一つの現場で見ると、出動してくる可能性があるのは、最寄りの救急隊だけでなく、少し離れた7〜8の救急隊が該当するんです。 これを確率論で考えると… 何度も同じ救急隊員と出くわすのは、偶然しかありません。 救急要請しているのが特定の人物であったとしても、意図的に救急隊を選ぶようなことはしません。理由は「面倒だから」です。 なんで、そんな手間をかける必要があるのか?って話ですよ。 ましてや、乗ってる救急隊員が誰かは、出動指令を出す本部の人間は知りません。 どの救急隊の誰が有給取って休んでるなんか、どうでもいい話です。そんなことに本部は関与しません。 それで特定の救急隊員が現場に行くように仕向けるなんてありません。 単なる偶然です。
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