解決済み
自分は理学部化学科に所属しています。教員免許(中学、高校)の理科を習得予定です。 それに加えて、工業の教育免許を取りたいと思っています。 しかし、自分の学校では工業の教育免許をとる事が出来ません。 他大学で科目等履修生を受験しようか、などと考えたのですが、そこで質問です。 ①そもそも、他大学で必要科目を取れば教員免許を取れるのか? ②もし、取れるのならば、それは今の学校に在学しながらでも可能か? ③必要科目を履修したとして、どのような形で教育免許を貰えるのか? (理科の教員免許は今通っている学校を卒業すると同時に貰えます。(単位が取れていれば) 工業の教育免許をとるとするならば、単位認定書のようなものを1枚1枚発行して送る必要あり?どのような形で認定されるのか、分かりません) ④専門科目のみ履修しようと思っていて、教育に関わる科目も再履修しなくてはならない? そこで受けた教育実習の単位を科目等履修生の方でも活用できますかね? 具体的な教員免許習得に必要とする専門科目の履修は、実際に聞いてみようと思います。 質問に加えて、工業の教育免許が取れる科目等履修生を募集している大学を教えてくれると嬉しいです! よろしくお願いします。
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他教科取得(別表第4)で免許教科を追加することを前提に回答します。 1について 工業の教職課程がある大学で必要な科目の単位を取れば大丈夫です。 なお、放送大学で教科に関する専門的事項の一部の単位修得が可能 です。 注:教科教育法を履修する大学がメインで単位を修得する大学に なると思いますが、この大学の教科に関する専門的事項の必修科目が 非常に多い場合、放送大学の単位が活かせない可能性があります。 2について 正科生が他大学の科目等履修生になれるかは、双方の大学の学則に よります。両方の大学でOKなら可能です。 3について 他教科取得の場合は、個人で免許申請を行う必要があります。 教育職員検定(基本的に書類審査)を受ける必要があります。 申請には基礎資格となる免許が必要なので、理科の免許取得後 でないと申請できません。なお、教育職員検定では必要な書類・ 手数料が、理科の免許を取るときと異なりますので注意してください。 書類の違いは、人物に関する証明書と身体に関する証明書です。 基本的に、身体に関する証明書は病院、人物に関する証明書は 会社(学校)に作成してもらうことになりますが、この点は 申請先の県教育委員会に相談して確認してください。 (状況によって変わることがあります) 修得した単位については、学力に関する証明書を大学に発行してもらい 必要な単位が取れていることを証明します(通常の成績証明書とは異なります)。 4について 他教科取得の場合、教科教育法と教科に関する専門的事項の単位修得のみ が求められます。つまり、教育実習の単位は、最初から不要です。 教育職員免許法の別表第4を確認してみてください。
なるほど:1
在学中の取得する場合、卒業後の取得する場合とで整理して考える必要があります。 前提としてお話しすると、免許取得の方法としては、大学で教職課程を受講して免許を取得する方法、すでに免許を取得している方が必要な講習や勤務経験を経て免許を取得する方法(免許のランクアップも含む)、特別な知識や経験を元に免許を取得する方法、試験で取得する方法などがあります。 質問者さんの場合には、前述の4方法のうち前者2つが想定されると思います。また、大学での教職課程の受講方法ですが、複数大学で受講した上で申請し取得する方法もあります。 検討すべきパターン(場合)は、3パターンかと思います。 1つは、在学しながら工業の免許を取る方法です。質問者さんは、理科の免許が取れる学科に在籍かと思いますが、工業がとれる学科で開講されている授業を受講すればいいことになります。受講先は、同じ学部内の他の学科、同じ大学内の他学部、他の大学、いずれでも工業の免許が取れるのであれば単位は有効です。しかし、同じ大学内の学科であっても許可されない場合あります。他の大学の場合には、2重学籍の禁止の規定に抵触してしまいます。 また、そもそも論になるのですが、時間的な制約が大きい方法です。おそらく、余程条件がよくないと理科と工業の免許は難しいと思います。 2つめは、卒業後に工業科のとれる学科の学生と同じように教職課程を受講し免許を追加する方法です。簡単に言えば、理科の関連の科目を工業に置き換えるということです。現大学で教職課程を受講しており教育実習なども終える予定かと思います。これら科目は生かして、新たな受講先大学で工業科の分履修する方法です。履修単位は、理科とほぼ変わらず受講することになります。おそらく、36単位程度になるのではないかと思いますが、大学によるカリキュラムの違いである程度の増減は発生するとお考えください。 3つめは、免許を取得していることを生かして、追加で免許を取得する方法です。これは、2つめと似ているのですが、教職課程の受講ではなく、2番目の方法になります。これは、必要な講習と審査を合わせた取得方法になります。必要な単位は、2つめより減り24単位で良いことになっていますが(教科などによって増えることがある)、推薦状などを元にした審査があります。 以上、3つの方法を紹介しましたが・・・ 今回の質問に関しては、お気をつけていただきたい事項があります。それは、受講先を見つけることが難しいということです。いずれの方法も好きに科目を受講して良いわけではなく、前2つは受講する大学の規定する履修規定に応じて受講します。また、3つめは教育委員会の指導を受けた内容でないといけないと思います。 おそらく、工業に関して広く分野を受講すること、実験や実習もある程度受講することが求められるのではないかと思います。質問で受講先大学を探されていますが、受講先の確保が一番大変なんじゃないかと思います。 確実な例を挙げるなら、工業系の大学に入学してしまうことや工業免許の取れる教育学部や教職大学院で受講できないか模索することなどでしょうか?
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