まず外務省員には3ランクあって、キャリア・専門職・初級職に分かれますが、初級職はここでは除きます。 キャリア外交官を目指すなら、人事院が実施する「国家総合職試験」に合格して外務省に採用される必要があります。 専門職であれば、外務省の独自入省試験である「外務省専門職員試験」に合格する必要があります。 もちろん国家公務員で、外国籍の人には資格がありません。 大学については、キャリアと専門職のいずれを目指すのかでかなり変わってきますが、これは外務省試験対策情報を見ていれば、いろいろ分かると思います。 外務省の東京外大出身者はかなり多いですがほとんどが専門職採用で、キャリア採用は稀です。 実は、外務省専門職の採用者数が最も多い大学は東外大です。 東京外大自体がかなりの難関国立大学ですので、キャリア外交官を目指すとすればどのぐらいの大学を目指すべきかは、おのずと分かるかと思います。 外務省のキャリアと専門職の違いは、書くと長いので調べて下さい。 それから、前の人の書き込みはいくつも間違い。 キャリアは事故がない限り、最終的に全員が大使になります。 通常は2~3か国の大使を歴任して退官。 専門職の場合は、上位20%に選抜されると準キャリア的な扱いを受けて総領事に登用され、さらに一部は最終的に中小国の大使に登用されます。 このように、専門職でも大使への道は開かれています。 但し、専門職だと大使の複数国の歴任はなく、1カ国で終わります。 ごくごく稀ですが、高卒初級職から大使に任用された例もあります。 給料ですが、国家公務員の中ではかなりいいです。 この理由は、在外勤務でドンと付く在外基本手当です。 さらに、勤務先の国々は現地の発展や衛生の具合によって「瘴癘度」というのが1~5まであって特殊勤務地加算があり、一番きつい5の国だと在外基本手当が25%上乗せされます。 こういった在外勤務時の手当が非常に手厚いので、うまくやりくりして、本給分はほとんど手付けずで貯金する人もいます。 こういった手当は、大使だけがもらえるのではなくて、外務省員なら在外になれば初級職を含めて誰でももらえます。 まあ、とにもかくにも頑張って試験に受からなければ入省できないですし、なにより、そもそもお子さんの志向や適性が外交官なのかどうかが、もっと根本なんじゃないでしょうか?
なるほど:2
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