美容部員は一般の会社員です。 洋服のショップ店員と同じです。 ショップ店員がショップの服を着てマネキンになっているのと同様、美容部員は自分の顔や手をマネキンにして、化粧品を売ります。 その辺の商社で営業をしている人が、自己啓発で民間資格をいろいろ取っているかもしれませんが、商社の営業として働くのに何の資格もいらないのと同じです。 美容師免許や医師免許が働くために必要な国家資格なのに対し、化粧品検定などの民間資格は、自己啓発で受けるだけのものでしかありません。 全くの無資格でできるので、美容師免許を持っている人は、ほぼいないと思います。 化粧品検定も、今は一般の人もかなり持っているので、取得するメリットがあるかどうか、と思います。 お客様の接客の際に箔が付くかもしれないという程度の自己啓発のための資格です。 なので、正社員として化粧品販売の仕事をするのであれば、何ら問題はないと思いますし、就職試験で不利になるような事もないと思います。 一般の人が受かるような試験であれば、独学で勉強しても受かる可能性が高いため、自分で勉強して受けるというのもよいと思います。
■資格について ヘアメイクアップアーティストの資格は存在しないため、特に検定は必要ありません。美容資格はあった方が良いです。 名乗るだけならば、だれでもヘアメイクアップアーティストになれますが、職業として食べていけるのは極々一部の才能やコネクションがある人だけです。 ■美容師等との兼業の実態について 厳しい事を書きますが、別になりたいわけではなくとも、ヘアメイクアップアーティストになるのは難しいため、その2択だと99%は美容部員、もしくはヘアメイクアップアーティスト兼、美容師等、他の仕事と兼業する事に実質的になると思います。 ■ヘアメイクの種類やなり方 ヘアメイクアップアーティストになるには、雑誌社に自分で作品を売り込んだり、ヘアメイクに力を入れている美容室に就職したり、JHAやウェラトレンドビジョン等のコンテストで入賞し実績を作る必要があります。芸術的な作品作りとなるので、収入は兼業、別の本業で賄う場合が殆どです。また、成功して一時流行っても、流行り廃りの激しい業界なので、2・3年後には仕事がなくなる事もざらにあるので気をつけて下さい。 美容部員からブランド専属等のメイクアップアーティストになる道もありますが、それも極僅かですので注意が必要です。 また、芸能人やモデルに対してのヘアメイクであれば、TV局へのコネクション、働くに見合う実績等が必要で、ヘアメイク事務所でアシスタントから働く場合も実績がない場合はそもそも雇用されない場合が多く、働けたとしても契約社員や委託社員・アルバイトとして低賃金、不定期に働く事などざらでワーキングプア―になりがちで兼業必須です。先述したヘアメイク事務所などもありますが、柔軟な対応を雇用者側のTV局が求めてくることが多いのでフリーランスで働く人が多いかと思います。 ブライダルヘアメイクは基本的に結婚式場や迎賓館、衣装店、写真館、ホテルなど全国に多数の雇用の場所があり他2つよりもなりやすい職業です。ただ、こちらも変わらず高いクオリティ・技術が必要ですし、現在はコロナ禍で、少なくともあと1・2年はブライダル業界は不況が続くと思われる状況です。 ■最後に 夢を追う事は非常に大事ですが、夢を夢で終わらさないためには、現実を「知る」事、それを乗り越える「覚悟」と「努力」、「運」が継続的に必要です。 頑張ってくださいね。応援してます。
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