回答終了
技術士合格後の活用の仕方を教えてください。今年、1次試験を受験し、来年2次を、できれば合格をかんがえています。いま所属している会社は、地方の建設会社で、建築50億、土木5億の売上げで、建築メインです。私は、1級土木のセコカンで、道路、下水などの市の工事を担当しています。 1級建築士も受験を考えましたが、土木を突き通すなら、技術士がハクがあり、技術的な信頼も受けると考えて、受験を考えました。 合格後の明るい使い方を考えて、受験のテンションを上げたいです。もちろん、名刺に書いて信用を得たいのですが、それ以外に技術士(建設部門)を活かせる方法はありますか?1級建築士だと、確認申請が独占業務ですが技術士は独占業務は何かありますか?また、建設業法上の専任技術者になれますか?(土木?建築?) よろしくお願いします。
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活用の仕方をお教えします。回答としては「特にありません」 技術士をとったからと言って、おっしゃるように業務独占資格ではありませんので、 特別にこれまでできなかったことができるわけではありません。あなたの会社に技術士がいないのであれば、新たな受注機会が増えることくらいです。 ただ、楽しいですよ。 変化したことを以下に列挙します。 ①信頼が増す 仕事はもちろんですがフレンドシップで行っているわけではなく、 「信頼」 これだけで人間関係や業務が成り立っているといっても、過言ではないと思います。その「信頼」が格段に上がります。 ②周りの見る目が変わる。 アマの野球選手か、プロの野球選手か、という具合に、周りの見る目が変わります。 しかしその分、研鑽も積まないと「あいつ大したことないな」と思われます。 しかしその研鑽はネガティブなものではなく、自ら率先して研鑽していくようになります。 ③視野が広がる 取得して5年がたちますが、これが一番大きいかと思います。 「30代は部署のこと、40代では会社のこと、50代では業界のこと」を考えないといけない」と言われます。 そのための視野を広げるには、一朝一夕の研修などでは難しいです。技術士は建設業で起こっている「人口減少に伴う弊害」「激甚化する災害対応」「老朽化するインフラ」など 業界にはびこる問題に関する論文試験もあります。そういった視野を持っていないと、会社が社会から取り残され、つぶれてしまいます。 例えば未だにFAXでしか連絡が取れず、CADも使えないような会社があったとしたら、言葉を失いますが、 30年後に自社がそうならないためにも業界の変化に常に電波を張ってないといけません。 技術士は経験や知識以外に、そういったことも求める資格でもあり、それは専門知識と技術の最高位である一級建築士との大きな違いだと思っています。(親しい後輩に一級建築士がいます) ④名刺の減りが早くなる 名刺に書いてあることをさりげなく自慢したいので、名刺の減りが異常に早くなります。 ⑤かっこいい 最後はしょうもないですが、こういう理由で取得を目指す人も中にはいました。 以上です。学習を進めていけばわかると思うのですが、 知らない人は「技術士は何でも知っている」と思いがちですが、そうではありません。 みなさんがこれまで(きっと)学んできたであろう知識を、きちんと知っていて、それを問題発生時に活かせる。というだけのことです。 例えば、コンクリートの技術士だとしたら、橋梁に白色析出物が見られた現場にて、対応を求められたとして、 「エトリンガイト(DEF)は湿潤状態で発生し、エフロレッセンスは乾燥状態でしか発生しない。つまり両者が同時に発生することはない。」 ということをきちんと知っており、それらをもとに「適切な劣化診断を行う」みたいなことです。 技術士は取得してからがスタートです。とったからと言って別段スペシャルな知識を得るわけではありません。 長々とまとまりのない文章を書きましたが、回答としては、繰り返しになりますが、「特に活かせる方法はない」これが答えです。
技術士は建設部門ですよね(それを前提の回答です)。 建設コンサルに転職するなら、有利な資格ですが、今の職場でというと名刺に箔がつくくらいかもしれません。 監理技術者になれる業種は1級土木とかぶるところが多いのですが、1級土木ではできないが技術士でできるものとしては、電気工事と造園工事があります(会社に人材がなければ、少しメリットがありそうです)。
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