生まれつき片目の視力がない人でも、新幹線や電車の運転士にはなれますか？

Question

生まれつき片目の視力がない人でも、新幹線や電車の運転士にはなれますか？もし運転士にはなれなかったとしたら、新幹線に関わる仕事はどんなことならできますか？

教えてください、よろしくお願いいたします。

Answer 1

隻眼では運転士にはなれません。視力が十分でも視角が制限されることがありますし、ひんぱんなまばたきや、「目に髪や眉が入った」といったちょっとしたことでも、両眼とも見えなくなってしまうわけですから、新幹線のような高速列車では、安全を確保するのが難しくなります。

他の職種でいえば、たとえば運転士と違い、車掌や駅員は国として統一された視覚基準があるわけではないのですが、車掌や駅員は将来の運転士候補であることも多く、また安全確認手続上の必要から、一般にどの鉄道会社も運転士と同じ視覚条件を要求することが多いです。

ですので、片眼の視力がない場合は、運輸系の駅員→車掌→在来線運転士→新幹線運転士といった、運輸部門での現場仕事は、まず無理、と考えた方がいいと思います。

整備士であれば可能性はあるでしょうが、構内運転などに差し障りがある恐れがありますので、職場での配慮が必要になります。

障害者雇用促進政策から、「障害があって務まるところには、積極的に雇用」するところが増えていますので、応募してみてはいかがでしょうか。中でも、車内清掃は障害者雇用が最も進んでいる部門ですから、「新幹線に関わる仕事」ということであれば、一番ハードルが低いでしょう。

それ以外であれば、JRに就職しても、営業等、運輸現場以外の部門に入ることになるかと思います。新幹線との関係でいえば、「側面支援」というところでしょうか。

Answer 2

非常に申し上げにくいのですが、片目が視力がない場合は運転士になるのは険しいかと思います。メガネ・コンタクト有可で両目1.0以上の視力で運転士や車掌への門は開かれます。
片目が1.0以上なら駅員としての業務も不可能ではないと思います。

Answer 3

強いて言うなら、清掃のクルー、車内販売、グリーンアテンダント、あるいは運行管理、保守、といったところかと思います。
もちろん職があればの話ですが。

運転手や車掌など、視力がなんらかの形で必要な職種は難しいかと思います。

Answer 4

片眼の視力が無い方は、障害者雇用枠で、新幹線の車両清掃や検修車庫内の作業。
また、旅行業務の資格を取得することで駅員などの道はあります。