やっていいのかどうかという話なら、できますよ。 無資格でもやっていいことですから。 ただ、行政書士試験に合格しただけでは全く能力は持てません。 それなりの経験や勉強が必要です。 ただ、行政書士を持っていると有利だとは言えると思います。 行政書士のことをちゃんとわかっている国民は少ないですから。 「士」という文字に「なんかすごい人」と思わせる力があります。 経営や起業について専門的見地からアドバイスしますというのが唯一の仕事である行政書士も結構います。 経営や起業について教えるセミナー開きますと言って、聞いてる間はなるほどと思って聞いてますが、後から考えたらその話を聞いて何か得たものはあっただろうか? 昔は、貸し会議室を借りて講義形式でやってる人が多かったんですが、いまは時節柄もありインターネットを使ってリモート会議形式でやるというやり方が増えているようです。 また、1回こっきりの講義ではなく、なんとか経営塾とかカンタラ起業者の会みたいな名前を名乗って月に1回とか2回とかネット上で会議みたいな形式で継続的にお金を取っている例が増えている印象です。 この↓人とか。 https://www.youtube.com/channel/UCqSn_jRc1cCKg8xO0y1L7nQ 内容のないことを言ってても聞いてる方はなんかすごいことを聞いてるような気になるというのは、ある意味新興宗教の教祖的な才能があるんでしょうね。 上のアドレスの人は外見がちょっと可愛らしいのでそういう需要も見越して釣ってる感がありますが。 何と言うか、その人の言うことを聞いてるだけで、他の経営者or起業者とは1段も2段も違う高い位置に立ったように感じてしまう人が釣られるんでしょうね。 私も実は起業者ですが、こういう話に対しては全く冷めています。 経営者・起業者は「理想は松下幸之助」とか「本田宗一郎のようになりたい」みたいに、1代で大企業を興した人に憧れる傾向が強く、それゆえに「カリスマ性が欲しい」っていう気持ちが強いんですね。 無理無理。カリスマ性は勉強すればつくものではないし、松下も本田も「高度経済成長」という日本史上極めて例外的な時代に上手く当てはまっただけの話です。 松下語録っていうのを図書館で借りて読んでみたことがありますが、本当に凡庸なことしか言ってませんでした。どこが経営の神様かと。 松下は中小企業にわざと大量発注して設備の増強をさせ、その中小企業が借り入れで生産力増強を図ったタイミングを見計らって発注をやめるっていう手を使いまくってますしね。 そうやって倒した中小企業の土地や設備を格安で買い取って会社を大きくしてます。 今時、同じ手が通用するわけないんですよ。 その点、私は理想の経営が銚子電鉄なので至ってのんびりやらせてもらっています。 だいぶ話がそれましたが、とりあえずこれだけは断言しておきたいと思います。 「経営コンサルも起業アドバイスも、行政書士本来の仕事ではない」
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