出版業界について質問です。 私は将来編集者として働く事を夢見る者です。私が調べた限り自分に合っていると思うルートを…

Question

出版業界について質問です。

私は将来編集者として働く事を夢見る者です。私が調べた限り自分に合っていると思うルートを２つ考えています。

①専門学校を卒業後出版社へ就職

②出版社でアルバイト等をし、経験を積んだ後正社員へ

どちらがよいと思われますか？またあくまで一般的にですが、３０近くなってからこの世界に飛込むのは無謀でしょうか？条件的には就職口が狭くなる、もしくはほぼ無くなってしまうのでしょうか？

ちなみに今２６歳♂で高卒です。何事にも大卒が有利なのだと(私は思っています)
が仮に来年大学入試をパスして４大で勉強をすると就職する頃は３１、３２なので…それを少し不安に思っていて選択肢に大学は入れませんでした。

こんな私にアドバイスを頂けたらと思います。

Answer 1

元、編集者です。現在も同じ業界で仕事をしています。

現状でのベストは、未経験のまま今すぐ応募する事です。
正社員募集がイマイチならば、正社員登用ありのバイトでも良いでしょう。
次点は、バイトで経験を積んだ後の正社員応募です。

正社員募集は概ね30歳くらいまでです。
年齢不問・経験者限定35歳くらいまでなどは極少です。
大手出版社は、一流大学の新卒採用が基本です。
中小出版社と編集プロダクションは、学歴不問の中途採用が結構あります。

30代40代の編集者は、他業界の同世代と比べて良い意味で子供です。
若いうちに編集者になり、編集頭がキープされているおかげです。
一般的な中年の感性では、とてもやっていけません。
好奇心旺盛・柔軟な頭である若いうちに、染まっておく必要があるのです。

学歴は、面接を通過するための単なる資格です。
高卒より少し高い給料を貰うためのゴールドカードです。
希望企業が求めていないなら、必ずしも必要なものではありません。

「どうしても本が作りたい」「○○が好きだから○○の仕事に携わりたい」
このどちらかがないと、編集者なんてとてもやっていけませんよ。

●大学卒業後、就職
一般常識その他を学びます。出版などの専門知識は学びません。
一般常識その他は社会人として必要ですから、意味があります。

●専門学校卒業後、就職
出版などの専門知識を学びます。一般常識その他は学びません。
実務経験半年の方が遥かに有効です。

Answer 2

①②ともどちらでもいいと思いますが、相手（採用してくれる出版社）があればの話です。
地方で小さくやっているところならもしかしたらあるかもしれませんが、大手は可能性は低いと考えられます。
また地方でもいきなり編集などやれせてくれるとも思いません。多分バイトの使いっ走り広告営業兼記者から始まると思います。
まずこの収入は歩合になるケースが多いので自立した生活は困難です。
あくまで私の経験ですからこれがすべてではないと思います。がんばってください。