現職の作業療法士です。 例えば、脳梗塞で片麻痺(右側の手足が動かしづらい状態を想像してください)になったとします。その麻痺した方の手足をいかに筋緊張を低下させて運動機能を維持向上(それ以上に筋肉を固まらなくしないようにするという事と麻痺をする前の状態には完全には治りにくいですが、それに近い状態にする)のリハビリをするのが理学療法士さん。その麻痺した身体で日常生活にどのようにしてうまく適応するようにリハビリ(例えば、利き手が右手でその右手が全く動かないとします。動かないから左手をつかってどのようにして調理をするのかという事をするのかなど)をするのが作業療法士です。そして、大きな違いとして作業療法士には、精神疾患のリハビリがあります。統合失調症や、アルコール依存症などの方を社会に復帰させるリハビリをします(ごめんなさい。専門分野ではないのでどのようにしてリハビリを行っているか詳しくはわからないです。国家試験に出てくる程度のリハビリしかしらないので適当なことを言いたくないので) 作業療法士の働く大きく分けて分野、高齢者(レクリエーションを通して加齢による身体能力の低下の防止等)、知的発達障害(この特性をどのように向き合っていくのか等)、精神疾患(先述した通り)、身体障害(先述した通り)です。理学療法士さんは、作業療法士の精神疾患分野を無くしたかんじです。 精神疾患は先述しましたが作業療法のみが行うリハビリです。
2人が参考になると回答しました
んー、長文の人は実際に働いてないからこんな事かけるのかもしれないけど、実際の現場では一見痛みのところを触ってるだけ、遊ぶような動きしてるだけ、って思われがちでも意味のある動きや触診をしてるんですよ?、 ここから本題で、理学療法士は基本的な話は足をメインに体の体幹の中の筋肉(インナーマッスル)に知識が強いです。だから歩行訓練など足に障害を持たれている方にリハビリする事がおおいです。 作業療法士は何かの作業をしながらリハビリを行います。例えばご飯を食べる練習は指の動きにものすごく重要な治療です。また、塗り絵やボール投げなども上肢(腕のこと)や指の筋肉などに大きな作用があります。ただ、ボールや塗り絵などは遊んでいるように見えるので知識のない方からは何してるんだーって意見もあるみたいです。 ただ臨床では基本的に手と足で別れる事はさほどありません。 また、作業療法士は小児や精神の勉強もあります。そっちの分野でも働けます。
1人が参考になると回答しました
無断引用です。 下肢は理学療法士、上肢は作業療法士と答える人(大多数の現役含む)がいますが、それは大きな間違いです。理学療法士が手指巧緻動作練習を行っていいし、作業療法士が歩行練習を行ってもかまいません。 また、医療と介護保険下で分けて考えなければなりません。 医療保険下においてのリハビリ 骨折等の整形外科的疾患から脳梗塞/出血などの中枢系疾患、施設によっては呼吸器疾患、心臓等循環器系の疾患を扱う事があります。 理学/作業療法の明確な職域はなく、施設によっては上肢は作業療法士、下肢・体幹は理学療法士と分けられたり、職場への移動手段確立を希望している患者は理学療法士、デスクワーク等上肢を多用する職場復帰デスクワーク等を希望している患者は作業療法士が行ったりします。いずれにしても原疾患に伴う症状により割り振られるのが普通です。 しかし、中小医療機関などは、作業療法士が在籍していない職場は未だ多く、場合によっては理学療法士が基本動作から応用動作まで指導する必要があります。よって、理学療法士は上下肢体幹にかかわらずオールマイティーにこなせなけばなりません。逆に、理学療法士が在籍していないところはないと思うので(全くないとは言いません)、作業療法士の場合は上記スキルを必要とすることはないでしょう。 そして介護保険下でのリハビリです。 医療保険でのリハビリは原疾患に対するリハビリなのである程度道筋が見えているのでやることははっきりしています。しかし、介護保険下では疾患に対するアプローチではなく、利用者の身体、生活状況にアプローチしなければなりません。つまり、セラピストのセンス如何によっては有意義にも無意味にもなり得ます。そのため、医療保険下以上に職域の差はありません。 利用者が明確に下肢のリハビリ、上肢のリハビリの希望を出せばそれぞれ理学療法士、作業療法士を割り得てるのですが、実際にはそのような場面はほとんどありません。ケアマネから、「運動しないと寝たきりになってしまいますよ」といわれて半強制的に来ている人がほとんど。したがって、理学/作業療法士ともに同じような事を行っているのが現状です。理学/作業療法士間でコンセンサスをとれればいいのですが残念ながらそうはいきません。 作業療法士の方には申し訳ないですが、リハビリというにはおこがましい稚拙なことをやっている人が多いです。痛いと言われればただ患部をさするだけとか、運動指導も運動方向や強度を無視していたり。いちど議論しましたが、問題提起された意味すら理解されなかったです。もちろん、そういう人ばかりでなく立派な作業療法士もいるのは存じています。 いろいろと書きましたが、医療と介護では求められている内容が違います。そして現場によっては明確な職差はないと言うことです。
1人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
理学療法士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る