不動産鑑定士と司法書士

Question

不動産鑑定士と司法書士不動産業に従事している者です。
不動産鑑定士か司法書士の資格の勉強を始めようと考えています。
もちろん両方とも難関資格なのは心得ております。
私は現在23なので、3～4年ぐらいは勉強して取得できたらなと思っています。
仕事上、司法書士の先生とは関わりが多く、どんな仕事をされているのか理解していますが、不動産鑑定士の方とは関わりがありません。
不動産会社として身内に居て欲しいのはどちらの資格を持った人材でしょうか？将来独立したいですが、資格がとれてからもしばらく会社には在籍する予定です。
ご助言、アドバイスお願い致します。

Answer 1

圧倒的に司法書士でしょうね。

最近、不動産業者が売買価格を決めるのに不動産鑑定士に依頼することは少ないようです。
不動産業者の取引実績が相場を決めていますので、業者専用のシステムで検索したり、不動産流通近代化センターが出している「価格査定マニュアル」を使えば簡単に目安となる価格が出ます。

一方、司法書士は登記の際には必ずお世話にならなければなりません。
本人がやってできないことではありませんが、数千万の権利にかかわる登記はやはり専門家の関与がないと不安です。
登記ばかりではなく、売買したい土地や建物についている権利や抵当などの相談もしなければならないことが多いです。