よほどの人気団体でなければ、高卒程度の市役所職員の筆記試験は、たいして難しくありません。 この数年で、私の周囲で県庁・政令市・中核市などの事務系職員に合格した人達の実績では、目安として「高卒程度の事務系地方公務員の筆記は、河合塾偏差値(5教科7科目)の偏差値で50で合格し始めて、55で確実性が出る」と考えています(…本当はもう少し低い偏差値で全て筆記合格していますから、もっと低く表現したいぐらいです)。 団体ごとに差がある上にコロナの影響もあり、決して舐めてかかってはいけませんが、一つの目安にしてください。 この「偏差値50や55」は、高卒公務員の学力を「必要以上に高く評価したい人」から「甘い表現」と批判される場合があります。 しかし、今年度の試験について、他の方が「国家一般高卒程度の筆記は進研模試GTZ-B2レベル(河合塾偏差値45~50程度)でも、対策すれば何とかなりそう」との旨を述べていますので、極端な感覚ではないと思います。 また、この質問 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13236543828 では、偏差値45の高校から合格なさった方が複数存在します。 一般的に高校受験の偏差値からマイナス10で大学受験の偏差値と言われますから、高卒事務系公務員に合格できる方の偏差値はもっと低く表現できるのかもしれません。 ただし地方公務員の場合は面接重視の傾向が強く、最終合格を決める配点の9割が面接に割り振られている政令市も見られます。 このため、面接の出来・不出来が最終的に合否を分けますし、高卒程度は採用枠の少なさもあり、ある意味で大卒よりも面接突破による最終合格が難しいと言えます。 もとから「面接に向いた人」でなければ、面接対策には非常に労力を要しますし、他にも作文対策なども必要です。 対策に向けられる時間に限りがある中、オーバースペックな大卒程度の筆記対策を進めるのは、時間がもったいないと言えます。 このため、私としては高卒程度の問題集・参考書などでの筆記対策をお勧めします。
公務員試験は、高卒と大卒で分けて採用してませんか?試験内容も違うように思う。一度確認して下さい。 高卒と大学中退では、履歴書に書く時には、間違わないようにして下さい。
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