解決済み
現在高3生です。私はこれまで、九大を目指せば九州付近の大学で落ちるところはないと思って九州大学文学部を第一志望にしてきました。しかし、数学が致命的すぎて、二次試験に数学がある九大ではなく広大の文学部or総合科学部あたりもいいかな、思っています。進研模試では九大C判定、広大B判定です。 これまでは、福岡あたりで就職しようと思ってたのですが、実は前々から出版社で働きたいという、ちょっとした夢がありました。 出版社というと7割が東京と聞きますし、やはり大学も東京私立のほうが情報戦などにおいて有利なのかなと思いますが実際はどうなのでしょうか? 私の高校には明治の政経に指定校があって、国立至上主義の先生たちしかいない中、夏の面談で担任がその指定校を勧めてくれました。私の高校で先生から私立を勧めてくるのはかなり稀です。正直推薦でいけるなら推薦で行きたいですが、絶対明治に行きたい!というほどの意思もないですし、私は長崎にいて田舎者なので、東京と聞くとちょっとびびってしまいますし、周りには地方国立大を目指す人が多く、なかなか相談できる相手もいません。家族は行きたいところに行っていいよと言いますがやはり東京となると少し心配みたいですし、私立だと学費も高いのでその点が私も少し気になります。ネットで調べたりいろんな人の意見を聞いてみましたが高3のもうこの時期なのに未だに結論が出ません。 就活では大学よりも個人の資質が大事というのはわかっていますが、、 出版社でなくても、首都圏、関西圏など、都市部での就職では広大より明治の方が有利でしょうか?そもそも九大をC判定で諦めるのは早いでしょうか??
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大学研究家の山内太地氏は次のように指摘しています 「ベンチャーとかメディア系で面白いことをやろうという場合に、各県の国公立に入ってしまった場合、その東京の企業から見て、特に皆さんに『これといって武器がない』」 「むしろ『東京の大学にいて』早い段階から色々東京の情報に接しながら、なんで私はこの会社入りたいのかということをきちんと考えていったり、まぁ、『東京や関西に住むことで人脈ができたり』、実際に例えば『マスコミを目指すような仲間がいる』っていうことを考えると、正直なところ、学校さんとしてはね、国公立入ってほしいという学校さん多いと思うんですが、『私はあなたが本当に行きたい方へ行くべき』」 「少なくとも東京の私立大学が見えちゃってる段階であなたはそっち行きたいんですから、『もう選択の余地はないです』」 https://www.youtube.com/watch?v=MnmL_XfHG5Y 明治大には「全学部」の学生を対象にした基礎マスコミ研究室が設置されており、毎日新聞・共同通信・新潮社・テレビ朝日などマスコミ第一線で活躍する著名ジャーナリストやプロデューサーが講師を担当しています また、毎年コンスタントに出版業への就職実績がありますし、マスコミに特化した入社試験対策なども行われています https://www.meiji.ac.jp/seikei/kisomasu/activity.html https://www.meiji.ac.jp/seikei/kisomasu/recruit.html マスコミ各社は就職先として人気の高い企業であり、東京の大学としては明治大が著しく有利ということはありませんが、東京の大学には受験生の目には見えにくい「人脈、コネ」「仲間」「情報網」があるのは否定できないでしょう もちろん、就職活動の際にも東京の方が地理的に有利ですし、在学中から人脈やコネを作るチャンスがあるのは否定できないでしょう もちろん、広島大は地方国立大学としては非常に評価が高いですが、文系に関して言えば、就職先の中心は「地元(中四国地方)の良い企業」という印象は否めません https://www.hiroshima-u.ac.jp/bungaku/career/employment これが理系や文系でも公務員、もしくは、「地元の良い企業」を目指すならば話は別ですが、出版社になってくると、正直なところ、情報産業の中心地である東京の有力私大も有力な選択肢かなと思います
なるほど:1
新卒ではなく転職で出版社を目指すのであれば、九大でも問題ないと思います。 もちろん、新卒採用されるのが理想的な展開かもしれませんが、大手出版社への採用者が多い東大や早慶でさえ、その10倍以上の人が不採用になっています。 実際、18禁の本を発行しているような小さな出版社、ほかにも編集プロダクションなどにいったん入社し、そこで数年働いてから転職する人も多いですよ。 会社によっては編集者の約半数が転職経験者なんてケースも珍しくありません。しかも、転職であれば重視されるのは学歴ではなく職歴なので。 私なんて過去10年間で出版社に入社した人間が0名の地方の無名私大の出身でしたが、編集プロダクション、フリーライターを経てヘッドハンティングされる形で某有名誌で編集者をしていました。まあ、個人で活動するほうが居心地がよくて、再びフリーに戻ってしまいましたけどね(笑)。 ただ、地方の大学だと地元のテレビ局や新聞社を除くとマスコミ志望者が少なく、学生同士の情報交換は東京あたりの大学に比べると難しいです。 まあ、情報収集したからといって就職に有利かといえば、まったく別物ですけどね。ちなみに私は大学時代、バイトで金を貯めては海外放浪を繰り返し、卒業に5年かかってしまったのですが、そこで得た経験・知識を編集者やライターとしての武器にしてきました。 そもそも大学在学中は教員志望で、マスコミ対策的なものは一切しておらず、海外放浪も単なる好奇心で結果論として役に立っただけですが(笑)。 それと明大出身の編集者ですが、仕事上の付き合いがある方には結構います。ただ、新卒よりは編集プロダクションから転職組のほうが多いです。 もともと新卒の採用枠が圧倒的に少ない出版業界の場合、あまり知られていませんが編集プロダクションなどからの転職というステップは、業界内ではかなり多いケースなので。「新卒がダメなら転職で目指せばいいや」くらいに考えられるのであれば、東京にこだわらなくてもいいかもしれません。 早い人だと2~3年で転職しますしね。仕事はハードですが、それによって早期で転職できるだけの経験が積めるので。 まあ、東京の大学だと学費に加えて生活費の問題もあります。奨学金を利用するにしても卒業後の返済で苦しんでいる方も多く、その辺のことも含めて判断する必要があるでしょう。 ともあれ、東京の一定レベル以上の大学出身で編集者になっている方は多いとはいえ、他の業界ほど大学名で左右されるわけでもありません。なにで中途採用であれば、専門学校卒や高卒の編集者だっているくらいですから。 そういった状況を踏まえたうえ、改めて考えてみればいいと思います。 以上、参考にしていただければ幸いです。
なるほど:1
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