一般的には、9ケタの方は資料番号で、210.63~の方は請求記号です。 請求記号は背ラベルに書かれていて、本を探す時に利用します。そして、利用者/管理者が探しやすいように、図書館では背ラベルの順番で並べることが多いです。 ただ、例えば、同じタイトルの本が複数ある場合を考えると、それぞれを区別することが必要です。そのために1冊1冊を区別できるようにしたのが資料番号です。 でも、図書館の書架の中で資料番号だけで目的の本を探すのはむずかしいですよね?だから、2つの番号を併用しているのです。 (図書館によっては、内容で分類しないで購入順に番号を振って、その番号で並べるという図書館もあります。小規模な私設図書館などです。) 「わからないなら図書館で聞け」とは言いませんが、あなた自身図書館を利用しているのでしょうか?テキストの説明を読むだけ、聞くだけではわからないかもしれませんが、実際に利用すればわかることもあると思うし、今回のラベルの差などはまさにそういう内容だと思います また、請求記号の付け方は図書館によって違います。小数点以下何桁まで使用するかは、蔵書数によって違います(蔵書数が少ないと、あまり桁数を増やすと煩雑になって利用しにくい)し、同じ本でも図書館によってそもそもどういう分類なのかという考え方が違うこともあります。1冊の本が1つの分類だけに当てはまるということは少なく、例えば、「歴史でもあるし、地誌でもあるし、産業についても書かれている」というような場合、どの分類に入れるかは、図書館で違う場合もあります。
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305737803 :資料番号 210.63/キクチ/9 :請求記号 だと思います。 バーコード管理の図書館であれば、本の表紙又は裏表紙にバーコード付きの資料番号を、本の背に請求記号を貼ります。 資料番号は、その資料を一意に示す番号です。 その図書館独自の番号体系で連番が振られます。 所蔵場所やコレクションで番号体系を分けたり、チェックデジットの有無が館によって違ったりします。 一意に示すので、『ぐりとぐら』を30冊持っている図書館でも、30冊それぞれの所在や誰に貸したのか等の状態を管理できます。 請求記号は、資料の排架場所を示す番号です。 その図書館の排架場所なので、図書館によってルールはバラバラです。本館と分館で違ったり、大人の本と子どもの本で違ったりもします。同じ情報量でも、3段ラベルを使ったり、1段ラベルに3段分の情報を区切って書いたりとその館の特色が出ます。 質問文のラベルの場合、 1段目が分類です。その本の内容を示します。NDC(日本十進分類法)だとすれば、「京城事変と自由民権運動 1877-1885」(10版参照)です。 2段目が著者記号で「キクチ」氏が著作者(編者等含む。)だと思われます。 3段目が巻冊番号で9巻だと思われます。 ただ、請求記号は1段目→2段目→3段目と見て行くものです。このテーマで個人が9冊も書けるのか?という疑問もあります。シリーズで監修の可能性も捨てがたいですが、それにしてもこの分類で9冊以上のシリーズ本は、かなり冒険な出版物です。 ですから、どれか自分の読み間違いの可能性もあります。NDCではなく他の分類か、「キクチ」は著者記号ではなく文庫などコレクションを表しているのか…。図書館員に聞かなくても、図書館に行って棚を見れば判断できますけどね。
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資料番号と分類番号の違いだと思います。 上の9桁の番号は、図書館内で管理する番号が資料番号で、図書館内ですべての資料が別々の番号が付与されます。複本があってもすべて違う番号が付与されます。多分内部番号で外部からはどういう規則であるのかはわからず、購入や除籍、蔵書点検、紛失、再購入、寄贈の時に使われるのだと思います。私は外部の人間なので分かりませんが。 下の番号は、分類番号といって図書館十進法によって分類された番号です。3桁の番号で、百の位が大まかな分類、十の位が少し細かな分類、一の位がもっと細かな分類になっています。 210の場合だと、百の位が2=歴史、十の位が1=日本史、一の位=0、地方にこだわらない(日本史全般)、例えばというような感じです。その後の小数点はその図書館によって違いますが、より細かく分類するときに使います。215の場合だと、1の位が5=中部地方となります。
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