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土木系の公務員について質問です。土木系の公務員にになるとき、国家公務員(一般職)、県庁職員、市役所職員のそれぞれの長所と…

土木系の公務員について質問です。土木系の公務員にになるとき、国家公務員(一般職)、県庁職員、市役所職員のそれぞれの長所と短所(給料や仕事内容の違いなど)を教えてください。または、もし自分が就職するならココというのでも大丈夫です。その場合はぜひ理由も教えていただきたいです。長文失礼しました。ご回答よろしくお願いします!

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回答(1件)

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    それぞれ官公庁の規模にもよりますが、私の持つ印象は上位官庁になるにしたがって、技術屋というよりは、予算消化屋になるといった印象です。理由は 1、工事規模が大きくなるにつれ、設計委託に出すことが多く、自分の頭で対策や2次リスクを考える機会が少ない。 2、規模が大きいのに加え、人員が少ないため、一人で多くの現場を持たされ、委託設計などの成果をじっくり見ることが難しい。(つまり設計委託のまま発注して、変更で対応することが多く、当初そんなに突き詰めない) 3、国交省になると計画、設計、施工、維持管理がたて割りすぎて、当事者意識が低いと問題に真摯に取り組めない、現場監督したくとも近年では担当者レベルで訴訟など起こされるため、怖くて出来ない(九州地整の方いわく) 4、国交省などは工事以外にも調査、審査、下位官庁との調整などの業務割合も多く技術者でなくても良くない?、と思えるような業務も結構おおい。 5、異動で引っ越す距離が長い。 上記等のことがデメリットで、市役所など末端自治体のメリットはそれらの対義です。 しかしこれらのほとんどは結局自分がどう働くか、という自分次第という一面ももちあわせています。その証拠として県などは技術士を持っている人はけっこういたりします。 一方で市役所などの自治体は下記のようなデメリットがあります。 1、単純に給与が安い 2、市民との距離が近く(水道、下水等、市役所でないとない部署もあります)成果がわかりやすい反面、怒られる機会も多い。 3、自治体規模によっては技術屋が少ない、もしくはいないところもあり、負担が大きい、切磋琢磨が生まれにくい。 4、工事規模が小さく、やりがいがない。 5、ずっと同じ場所で働いていかないといけない。 以上のようにメリデリが当然あるわけですが、一つ判断基準として良い物差しがあります。それは、 《自分達で測量し、図面を描くか。》 だと思います。県や国交省は委託する訳ですから自分でCAD等を使う機会がありません。 図面を自ら描かないということは、自ら考えない、ということに近い意味があると思います。 今私があなたのように色々と検討する立場であれば人口10万から30万人規模の自治体で、自分達で測量して作図して発注し、施工管理や維持管理まで一貫して行う自治体で、 技術士を持っている人が全体の5%程度、一級土木施工管理技士が3割程度いる所を選ぶと思います。 後半の技術士等の資格所得者数を判断基準に入れた理由は、そういう技術研鑽に関する組織風土があるかどうかの判断基準とするためです。 広島県の福山市役所などはまさにこれらの条件に一致します。 以上、私は市役所職員ですのでひいき目に見ていますが、技術士と一級土木をもっています。 ですので一度、資格枠での自治体転職を考えたことがあるのですが、県や国交省にはぜったいいかないと思います。 理由は最初に述べた5つの理由です。 ではなぜ転職を考えたのか、それは技術士の能力を発揮するほどの工事規模が少なく、ステップアップできないか考えたからです。 以上。

    なるほど:1

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