回答終了
管理業務主任者 大手の会社でコスト減の為にマンション管理アプリを開発したと ニュースでやってましたが、管理業務主任者がいらなくなる方向になるでしょうか?マンション管理会社を使わない事により管理組合の経費が年200万のコスト削減に なるとの説明でした。 年をとった時の為に今勉強して主任者を取得しても先行き不安な資格になる感じですが どう思われますか。
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私もこの記事を見ました。システム的には管理会社に委託している内容を網羅していますが、システムは運用で決まります。とても、輪番制の管理組合でできると思いません。大部分は管理会社に委託することになると思いますが、現在、使っている管理会社のレベルと費用を考えて、他の会社を選ぶこともありかと思います。
今現在マンション管理の現場から一番とおいところにいる有資格者です(マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、宅建、行政書士も持っています)。 よく管理システムやアプリ、AIでその資格が無意味化していくのではという質問をちらほら見るのですが、答えははっきり言って資格を持っていると言うだけの人はある程度淘汰されていくと思いますが、NOです。 なぜなら実際に資格が必要とされることのほとんどはある程度類型化はできても詳細まで一致した事象がおこることはまれだからです。 ましてやマンション管理の現場では多数の当事者(居住者)がいます。 それをアプリの機能だけである程度解決できるというのがすごくナンセンスだと思います(ある映画の台詞ではやった、事件は現場で起きているが正解でそれをアプリという現場とかけ離れたシステムである程度解決できるというのはおかしいです)。 それにアプリで対応できない状態になって専門家に頼ってもそれを解決できるレベルの専門家は例えば弁護士にしてもそれほど多くないのが現状です。 clubmanriderさんの回答を少し参照させてもらうのですが私自身はマンション管理士が現在の知識や経験レベルで単独で成立する資格だとは思っていません。 ただしここ10年くらいで乱立したタワーマンションの修繕が始まる頃に資格の本当の実力が試されると思っています(しかも都市部や地方都市にしても供給過多しかも組合や居住者の管理意識が低い日本でどのように解決していくのかという気持ちがあります。私は昨年の武蔵小杉のマンション浸水の件で住民の人や管理士のインタビューですごくそう思いました)
このアプリを開発した大手企業(三菱地所)の認識レベルが露呈されています。約十年前に藤和コミュニティーを吸収合併しても、何も学べなかったようです。 遠回しに自主管理を推奨していることになりますが、それで利益を得るのは絶滅危惧種のマンション管理士であり、その救済が課題とされている国土交通省(行政)の意向に添ったものと言えます(このあたりも三菱らしい)。 そもそもマンション管理を組合員だけで(自力で)できるとする認識自体が間違っています。それは、自主管理を自認する管理組合の迷走・混迷の実態を見れば歴然です。この方達は管理組合と自治会の違いが分かっているのでしょうか。 個人的には、このプレス発表は三菱地所グループの管理業界への挑戦状(あるいは決別宣言)と受け止めています。 まあ、やってみなはれ、です。
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