救急救命士と看護師について。19歳男です。

Question

救急救命士と看護師について。19歳男です。私は将来医療系の仕事がしたくて救急救命士の資格を取って、消防に救急隊として働きたいと思っていましたが、このことを父に言うと、「救急救命士取っても消防に就職できないと意味が無い。救急救命士の資格だけでは何も役に立たない。今のご時世、消防は超高倍率で入るのは困難。入れたとしても希望じゃない勤務地でも転勤できないし、地元にも帰りずらい。」「消防の救急車は実際、高齢者のタクシー、軽傷者が9割やぞ」と、ボロクソに言い、大反対です。救急救命士なるなら看護師なれと。

看護師だったら全国どこでも働けるし、求人が多く、給料も良い。医療行為も救急救命士ができないことも看護師はできる。医療資格で見ると救急救命士の上位互換だと。

救命救急の看護師になるのを目指せ、その方が圧倒的に医療行為できるよと言われ、そうなのかなぁと父の気迫に押された感じで、よく分からなくなりました。

実際のところどっちがいいんでしょうか？私は人の役に立つ仕事がしたい。医療系、人命救助のさいぜんせんにいたいです。

補足

父は某地方都市の消防の救急隊で働いている救急救命士です。

Answer 1

目の前にいるお父様の意見が一番正しいのに、何故信じないのでしょう？

ふた昔くらい前なら、消防はコネが利いて父親が現役消防や議員の口利きがあれば、入職できました。
でも今はコネなどあり得ません。
そして救命士養成課程の大学すらある時代ですが、実際資格を取っても＝就職にならないんです。
Wikipediaでも詳しく書かれています。
資格取れば就職できる訳ではないのが救命士です。
救命士の資格は消防に入らないと行使できません。
本当に消防に入りたい(入って救命士になりたい)のなら、公務員対策の専門学校に入った方が可能性は高いです。

資格だけある救命士の行きどころは、ラッキーな者で病院で看護助手、仕方なく介護職として老人施設(介護士かヘルパー資格を取って)、普通の会社員などです。
救命士になりたいなら、資格を取るのは当然ながら、一歩秀でて消防入職を確実にしないと厳しいのです。

医療系なら看護師です。
救命士は習うのは医療技術もありますが、医療ではありません。
消防職員として救急車に搭乗して初めて人命救助の最前線に立つだけです。
ハッキリ言えば運び屋、医療行為のできるタクシーで、病院に運べば、それで終了です。

医療行為を人命救助の最前線で行いたいのなら、医師か看護師になる方が正しいです。
看護師なら、三次救急の病院に勤務し救命センターで勤務、あるいはフライトナースを目指す。
それが質問者様の夢を叶える場所だと思います。

息子の気持ちをかって、それなら(自分と同じ)救命士になるより看護師がいいと勧めるんですよ。

Answer 2

現役の職員です。

お父さんの意見に大賛成です。

Answer 3

目の前にいるお父様の意見が一番正しいのに、何故信じないのでしょう？
しかも消防職員・・・
ま～一つ矛盾しては居ますけどね・・・
消防は超高倍率で入るのは困難。入れたとしても希望じゃない勤務地でも転勤できないし・・・
看護師だったら全国どこでも働けるし

自発的か指示命令かの違いだけでしょ？？
そして求人が多くはそれほど安易に転職できるわけじゃない！
給料も良い・・のは「夜勤」が有るからというだけ
多分消防関係より多いでしょう

医療資格で見ると救急救命士の上位互換・・ま～表現はともかく、その通り
救急救命士が出来て看護師ができないことは？？
私は知りません
また救急救命士は、救急車内部でだけ
医師の指示（無線）で決められたいくつかの救命処置ができるだけで
病院に着いたら医師、看護師に申し送って、それで終わり
病院にでは事実上、何もできません

Answer 4

それでもどうしても救急救命士になりたい思いがあるなら、救急救命士になれば良い。

看護師として救急で働くのも良いですが、救急に配属にならない場合もあります。
救急が人気な病院に新人は配属されません。
また、新人配属されても倍率がとても高い場合、希望が通らない場合も多くあります。
その場合、病棟で高齢者の体拭きオムツ交換、トイレに連れて行ったり救急とかけ離れていますよ。
必ずしも望んでいる科に配属されるとは限りません。
フライトナースも倍率は高く何年もかかります。
20代のうちにフライトナースになれるとは思わないでください。

就職で言えば看護師は離職率が高いので引く手数多です。困ることはまずありません。しかし、不足しているからこそどこの科に配属されるかわかりません。救急以外、医療の最前線に立てない場合も多くあります。
それでも良いのでしょうか？

また、《医療行為がしたい》のなら医師です。《看護がしたい》なら看護です。《消防の救急隊になりたい》なら救急救命士です。
あなたの『やりたいこと』によって目標とする学部は異なります。
誰に言われようと本当に『やりたいこと』をできる学部に行くべきです。 そうではないと続きません。
そして後から後悔して「あの時、○○のいうことを聞かず自分の行きたい道を行けばよかった」と責任転嫁する事になります。
親の意見は貴重ですが、「就職」しか見てないと思います。
まずは、看護師の業務を知り、それでも行きたいと強く思える道に進みましょう。