公認会計士を目指している高校3年です。

Question

公認会計士を目指している高校3年です。神戸大学に行きたいと思っています。
そこで、経済学部に行くべきか経営学部に行くべきでとても悩んでいます。
悩んでいる1つ目の理由としては
学びたい事は経済学部にあるということです。
(ミクロ経済学に興味があります。)
2つ目は
経営学部には会計プロフェッショナル育成プログラムがあるということです。

大学の授業内容や履修科目などは全くわかっていない状況です。
そこで3つ質問があります。
まず、公認会計士になるには神戸大学では経済学部、経営学部のどちらが有利ですか。授業の内容やゼミ、プログラムなどを加味した上での解答をお願いします。
そしてもう1つは、神戸大学以外の大学でも 公認会計士に有利に働く授業はどう言ったものがありますか。
それを参考に大学探してみたいと思っています。
最後の質問は、もし、経済学部に進学出来たとして、経営学部の授業を受けることは可能ですか。

稚拙な文章ですみません。回答お待ちしております。

Answer 1

公認会計士試験では簿記と会計学が必須、経済学、経営学、法学が選択となっています
この中のどれかが学べる大学学部なら基本的に公認会計士にはなれます

ただ神戸大の経営学部のカリキュラム的に公認会計士試験に役立つ授業が多く、オススメできます
ミクロ経済学は経営学と共通するところもあるので、授業中に触れることは多いと思います
特にゲーム理論はやると思いますね

しかしミクロ経済学をちゃんと学びたいのなら経営学部では難しいので、経済学部になりますね
ミクロ経済学は企業や消費者、市場を対象にして価格や生産量の変化や最適な行動についてやるわけですが、バリバリ数学を使うので注意が必要です

あと、神戸大の経営経済法学部は一部の授業をお互いに取ることができるので、経済学部でも経営学部の授業を受けれたりしますよ

神戸大は経済学部と経営学部が住み分けされており、それぞれに特化した先生方が集まっています
なので、教育の質なんかも旧帝と並ぶほどに良いのですが、一方で質問者さんのように経済と経営で迷っていて絞れないという人が悩んでしまいます
どっちにしろ両方の授業は受けれるのですが、高度なこと(ゼミなど)をやるとなると、自分の学部のことしかできなくなります

阪大や東北大、名古屋大あたりの経済学部の中には経済学の先生と経営学の先生がいます
住み分けがされていないので、３年のゼミを決めるまではどっちを専攻するか悩むことができます
経済学の授業と経営学の授業の両方が少しずつある感じなので、神戸大よりもそれぞれの授業数は少なくなるという側面はありますが、質問者さんにはそちらのほうがあってるのかもしれません

公認会計士は「会計学のプロ」って感じの印象がありますが、出身学部によって得意不得意があり、経済学が得意な人もいれば法学が得意な人もいますし、コンピュータに強い人は重宝されます
自分が将来、(公認会計士になるならないに関わらず)どの分野を強みにしたいかを考えて進路を選ぶとよいでしょう
受験までにどちらかに定まったなら神戸大はとてもオススメです

Answer 2

旧公認会計士第2次試験短答式合格者です。

今回の質問文はそもそも、学部教育が公認会計士試験に役立つことが話の前提になっています。

でも、公認会計士試験は、TACや大原などの専門学校での学習で勝負が決まる試験であって、学部教育はほぼ無関係の要素に過ぎません。

したがって、法学部など、いわゆる他学部受験の人たちも数多く合格しています。

まずはいったん、以上の大前提を確認した上で、個別の質問に回答していきます。

質問①：経済学部か経営学部かで有利不利の別はありません。

質問②：公認会計士試験に有利に働く授業は、公認会計士試験の試験科目と同じか関連する専門科目です。
これは、あなたが選択科目をどれにするかによっても、話が異なってきます。

ちなみに、簿記論でいうと、大学の学部教育のレベルと内容は日商簿記でいうところの初級か3級程度です。
たとえば、せいぜい精算表の読み方と作成くらいで、公認会計士試験に役立つどころのレベルや内容ではありません。
しょせん、大学はあくまで大学であって、資格試験専門学校ではないからです。

Wスクールの実感でいうと、TACや大原で公認会計士試験の受験勉強を本気レベルでやってると、大学の学部教育など楽勝といった程度の話です。
つまり、まずはじめにTACや大原での試験対策としての勉強があって、それと重なる範囲で学部教育への役立ちがあるわけです。
その逆や反対ではありません。

今回のご質問は、その発想が抜けており、ピントがズレてます。

質問③：いわゆる他学部受講についての詳細は、大学ごとに違うので、一般論としてこうだとは言い切れません。
神戸大学の場合がどうかは、ご自身で検索などして調べると良いでしょう。